ホムラ系

軽めのものが読みたいな〜と思い本屋で手にとった本。

全く存じ上げないお名前でした。
たまきさん、または、たまみさんなら女の人?と思い読み始めたら
男の人だということが徐々に判明。どうやら旅ライターをしている人らしい。
何冊かは本を上梓されているらしいのが巻末でわかった。へー。
この本はエッセイのようなものを集めてまとめたもののよう。
幾つかは話の内容が被っている。
でも、なんてーの、このダメっぷりは…穂村さんに通じるものあがる。
覇気のなさ、やる気のなさみたいな部分が。って、おい、失礼だぞ。
この宮田さんも穂村さんも本当にダメな人ではないと思う。
でもねぇ、本に暴露してある部分がなんだかねぇ。
それでいいのかーっと言いたくなるもの。だって40は過ぎてるでしょうよ。
ベッドの中で思わず声に出して笑ってしまったのは
著者が小さい時に憧れていた「秘密基地」ってものに関しての章。
秘密基地の凄いところは、普段なにげない風景の中のものが
いきなりミサイルの発射台になったりすることなのだという。
興奮した著者は、家の中で机の下から無駄に「発射」したりしていたらしい。
発射て(笑)自分を発射するわけですか。
そうか、何だかわからないけど男の子ってそういうもんなんだね。
いきなり走ったりする子って発射してるわけだ。
思わぬところで笑わされたせいで、今度は別の本もきっと買っちゃう。
アレだ。タイトルもいいよね。