踊りたるもの

本日のレッスンでは問題点を徹底練習。そこだけを抜き出して練習する。
さして難しくない動きだが、慣れの問題か…まさか年齢の…いやいや。
昔から何千回もやっているはずの動きだけれど応用がきかないようだ。
脚を回旋させる動き(ロンデジャンブ)をつけていたが
どうやらその前のステップで回るのでフラフラする。
無理をさせるべきではないと判断し、脚の動きはやめた。
もとよりロングスカートを履く予定だし、高さも必要なかったものね。
問題は上半身の動き。
柔らか〜く、あくまでも優雅に柔らかく動かして欲しい…んですけど。
ゴツゴツしてます。直線的だし。肘もピンピンだし。
これ、何百回も説明してきたよな〜と思いつつ「アームスは背中から生えてます」
そのうちに極々基本的な練習を繰り返す羽目になってしまった。
「腕だけを動かすと変でしょ?」「おへそを中心に動かしてください」
「それは動きだけ、踊りになってないです」我ながら偉そう…。
でもね、ワタクシ皆様をなんとかする義務がございますから。
コマ送りにして動いてみる。何度も何度も。
すぐにはできなくても、やっぱりやる気を出してやってもらわないとね。
あ、もちろん皆さん真面目に取り組んでらっしゃいます。
特にできなかった方はビデオにも撮ってらっしゃいました。
来週には頑張ってやってきはるんやろうなぁ。楽しみです。
師匠曰く「踊りは教えらんねぇよ」ですが、本当に。そこは難しい。
動きは説明がつくのですが、どうしてそれが踊りになるのかという説明は
とても難しくて、思わず出た言葉は「踊りって難しいねぇ」
そこが面白いとこなんだけどね。