亜熱帯スタジオ

3回目の合同練習です。合同練習とはいえ、まだまだ出来てはいませんけれども。
それでもそれぞれの場面がシンクロするので、全員居ないとできないの、という
場面もしばしばあります。負担をかけてすまないねぇ。
月に一度、この日に初めて「こうなってるのか」「ここへつながるのか」
とみんなが分かる仕組み(?)です。とはいえ、まだまだ。
私の頭の中では、おおかた最後の場面まで見通しがききはじめてはいますが
もしかしたら変更もありやなしや。
ま、とにかく一歩一歩進んでゆくしかないんです。
まずは「レクイエム2」の新しい振付から。
「さわり」だけやって放っておいたのですが、今日は行けるとこまでいく。
そのために昨日は死に物狂いで創ったんだから。
どーんとやって、修正は後から。とにかく今日はいくよ〜。特に若い衆。
でも、ちゃんと本当にできてるのかしら?そんな不安も抱えつつ。
だって、自分一人で創っているんだから。11人分をさ。将棋やチェスのようやよ。
頭の中でどれだけ想像したって難しいよ。将棋もチェスもやったことないし。
この場面はシーンとしては3つめのところ。
それぞれの場面にテーマとなるべきものがあって、このシーンはある種の群像劇。
当然ユニゾンです。数がどんどん増えていきます。
ということで、最初に出ている人が一番沢山覚えないといけないということに。
数名いれば覚えるのが得意な人、不得意な人、いろいろいます。
でもどちらも必死の面持ちで、この寒空にもかかわらずスタジオの窓が曇る勢い。
ほっておいたら湿地帯のようになるありさま。すごいね。
振付を覚えるのは、いいよ、徐々で…とはいうものの。
振付する方としては、すぐに場面が立ち上がってくる方がありがたい。
今日のところはなんとなく場面が見れればヨシってことで。
結局はすべての振付をあげることはできませんでしたが、みんなの頑張りで
あやふやさがくっきりとしてきました。これでまた次へ繋がります。感謝。
次は若い衆の作品。仮の題は「それでも僕らは空を見る」としました。
木曜日に振付した場面を加えての通し。残るは最終曲だけとなりました。
なんとか2月中には振付を終えたい感じ。みんな頑張ろうね!(我含)
これも、まだまだです。もっと練り込める。振りを覚えて、ここから。
そして若い衆にもちょっとお手伝いいただく京都組3人の作品「F(エフ)」
今日はAちゃんが法事の為にお休みなので、TちゃんとHさんの場面練習。
いろいろな確認作業もし、私は毎週見ていて慣れているので、ということで
イズミさんから感想をもらう二人。新鮮でよかですたい。
私では伝わりきらない言葉や演出がイズミが話すことによってストンと
腑に落ちることも多いそうです。助かる。私も、ダンサーもね(笑)
「翻訳機」と呼ばれているイズミさんです。
怒涛の一日の終了は、例によってうどん屋へとなだれ込み、確認作業。
とはいえ、現在思うところあってお勉強中のイズミさんとは久しぶりです。
四方山話にも花を咲かせつつ、予定確認等々。
私が当然のように話している「私の頭の中の創作のイロイロ」は
イズミさんはほぼ初見であり初耳です。
しかしながら、普通にちゃんと理解してくれていることが凄いなぁと思いつつも
もしかして、これが分かってるのワタシラだけ?ってことはないよね?と
ちょっと寒い感覚も抱きつつ。
まぁ、でも、きっと伝わる作品になるのだろうと期待して。はい。
来月の合同練習に向けても頑張ります。精進、精進。