シアターウル
朝から家事して散歩して・・・どんよりとした曇り空の中太秦へ。
太秦、というか、ここは常盤(ときわ)だね。
なつかし~~~~~~。かつて右京区に棲息していた時期があって
庭とまではいかないけれど、かなり知っている方だと思う。
それでもこっちへ来たのは何十年ぶりだろうか。ノスタルジーを感じる。
うちからは丸太町通りをず~~~~~~~~~~~~~~~~っと行ったら
劇場前に到着だ。劇場は丸太町通りに面している。
シアターウル。元々は京都文化芸術会館で舞台監督をされていた吉田宇留さんが
引退されたあと、私財を投じて小劇場を造られた。
京都の小劇場は(ハードの方)文字通り転換期を迎えていて、あちこちの劇団の
演劇活動や舞台芸術を支えてきた小劇場が閉館相次ぐ事態である。
これは本当に由々しき問題で、しかし個人の力ではどうしようもない。
私は舞台とはいってもダンスの方だけれど、小さな小屋がとても好き。
だからやっぱり閉館は本当に寂しいし悲しかった。
でもこうして新しい拠点がまた誕生するというのもあり、クラウドファウンディングで
小劇場を造ろうという動きも出始めている。これには是非とも私も賛同したい。
京都の小劇場の火を絶やしてはいけないよね。
シアターウルには今日初めて来させていただいたが、慣れていない人には
すごく遠く感じるかもしれないな。京都の人ならわかる。常盤です。
ただ、バスで来るとなるとバス停真ん前だから。
隣にケンタッキーがあるから。食べるとこもたくさんあります。
中はなんか落ち着く~。昭和な感じが漂ってます。
いろいろと設備としては完璧ではないかもしれないけれど、味がある場所。
どうか、ここでも素敵な文化が育っていきますように。