選曲&録音

明日(土曜日)が大阪での練習の為、なかなか決めきれなかった万葉の曲を

一応フォルダーに入れていたあれやこれやを聴いて聴きたおして選んだ。

まだ構成そのものができていないし、作品の全貌を見切れてはいないのだけれど

初めと終わりだけはできているという現状から何とか形にしていかなきゃ。

MYさんがちょっと前に「万葉で、何を(念頭に置いて)したらいいんですか」と

言ったことが(確かに、それがなきゃ踊る方も踊りにくいわな)と申し訳なく

思いつつ、これもまた何らかのバックボーンを後付けすることになるのだと思う。

ダンサーはそれがないと踊れない。知ってる。だから悩む。

きっと今よりも人々がおおらかだったであろう時代。

そしてまた感情という面においては万葉集にもあるとおり、時代は違っても

同じように感じる情景や風景があり、心が動くということ。

それを歌に詠むということで表現していた人々のいた情景を再現できればいいな。

ま、劇場でやるわけなのでどうしても難しいところはあるけれども

観ている人たちが観て聴いてその肌触りを感じてくれたら嬉しい。

テーマとしてガツンとあるわけじゃないのがダンサーにとっては難しいかもね。

さて、どうしたもんじゃろのう。