『アンデルセンの旅』4
ホール入り4日目。
本日から場当たりが始まるので京都レッスンはお休みをいただいた。
みなさん、ご協力ありがとうございます。
芝居の場合、とても沢山のきっかけがあるので、いわゆるダンスでの場当たりとは
少し違って、大変に時間がかかる。待ち時間も多い。
ここをどう乗り切れるか、でもある。特に出演者は頑張るところ。
照明や音響や場合によっては美術転換とのきっかけ合わせでもあるため
出演者は衣装のままでずっとお付き合いをしなければならない。
都合6時間ほど。この間、研修生たちはプロスタッフに指導してもらいつつ
仕込み及びオペレーションを実践的に学んでいるわけだ。
操作だけでなく、インカムから飛んでくる指示に従いつつ、自分できっかけをつかむ
それでいて安全確保にも気を配らなくてはいけない。
研修生とはいえ、中にはほかの劇場でプロとして活躍されている方もいる。
しかしびわ湖ホールほどの大きい劇場はそうそうないし、こういった実践形式の
研修もあまりないということなので全国から噂を聞いて来られているということだ。
すごいね、びわ湖ホール。
場当たりがひとまず終了して(できなかったものは翌日に持ち越し)夕方から
大ホールでの稽古。中ホールより大きい(当然のことながら)けれど
人数が多いのと踊るためのスペースに区切りがあるため、意外にみっしり。
出演者も疲労の色が濃いので、ダンスの稽古はパパッと手早く2回ほどで終了。
明日がゲネということでどこのセクションでも必死のパッチだ。
今日間に合わなかったところは明日の朝から、ということになっているが。
ヒヤヒヤもんだよね。
その後もシーン稽古は続いて終了は22時を少し過ぎていた。
みんな、おつかれさま。そして私もね。