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成安4

本日が成安最終日。

今日は衣装の進捗を聞き、その他の成安担当シーンの色々を演出部に提示する日。

初めて今まで企画だけ聞かされていた「ファッションショーチーム」の作品を

まだ製作途中だそうだが見せてもらえることになっている。

これは今年初めての試みで、どうやって芝居の中にファッションショーが組まれるのか

果たしてそれは上手くいくのか、と演出部はうっすらドキドキしていたシーンである。

見せていただいたところ、今までにはない新鮮さでアリだと思った。

が、ごまさんからはいくつものダメだしが。

ファッションについてはこちらとしては言うべき言葉を持たないが

ショーの見せ方という点では演出にゆだねられるべきところも大きいだろう。

「レイさん、動きを教えてあげてください」・・・え?・・・ワタスですか?

え?ていうか、田中先生が、プロがいらっしゃるではありませんか。

田中先生曰く「僕がやると全部仕切ってしまうからダメなんですぅ~」

なるほど、教授としての立場ではそこは難しいわけですね?

私、実は何度か現役時代にショーモデルも経験があるのですが、ごまさん知ってた?

いやいや。きっとごまさんのなかではこれも「動き」のテリトリーなんだね。

いや~人生って本当に無駄がないですね。

若い時の経験がこんな風に役立つ日が来るとは。

これまた難しいのがモデルさんたちは服を作った当事者でモデル志望ではない事。

そりゃ難しいわ。彼女たちは作った服を見せたいのであって、服を着ている自分を

服をよりよく見せるために存在するという訓練を受けているわけではないもの。

しかし、そんなことは言っていられないのである。

何とかしなければ。

私が少し期待しているのは、本人たちがメイクをしたら結構気合が入るのでは

なかろうかというところ。

これは役者やダンサーと違って、モデルの場合はそれがかなりあるのだ。

いくつか彼女たちの意図を組みながら、少しばかりポージングを指示し

ごまさんが演出したこととすり合わせをはかる。

彼女たちもホール入りした時点ではもう少し練れているはず。

ここはホール入りしてからつきっきりで指導しないといけないかもだ。

頭の中でいろいろスケッチしておこうと思う。