お礼に行く
ムスメの事故翌日。
昨日よりいろんなところが痛いというので(それはそうやろ)もう一度受診。
しかしまだ松の内が明けたところなのと、なにより日曜日だ。
入院にでもなっていたら大変だったけれど、その日のうちに帰されるのも難だな。
うちのムスメ、義理堅いというのか何なのか。
壊れた自転車を預かってもらっていたお店の人に「お礼がしたい」という。
事故したとき、引きずられて止まったのがちょうどバス停のところ。
その前には某カーショップがあって加害者はそこへ行くところだった。
だから減速していて助かったのだが、ぶつかったことがわからなかったのが不思議。
昨日はムスメがあんまり言うので自転車を引き取りに行ったらちょうど警察が
現場検証をしている最中だった。自転車を引き取りに来たのですが、と告げると
警察の人から聴収されたが、私は当然娘に聞いた範囲でしか答えられない。
そこのカーショップの人がとても良くしてくださったのと、バス停にいた
年配の女性がムスメを落ち着かせようと抱いていてくれたそうで、
どちらかといえばその方にお礼を申し上げたいが、それはムスメ自身がちゃんと
その場で救急車が来た時にお礼を言うことができたからいいのだそうだ。
それより良くしてもらったお店の人に何も言えてないからと、受診に時間がかかる
のを見越して、先に買い物に行き、手土産を購入してお店に向かった。
お店の人、びっくり。だって昨日の今日でまさか本人が来るなんて思わないものね。
びっこ引いているし、ゆっくりしか歩けないけれどちゃんとお礼が言えてよかったと
気が落ち着いた様子のムスメでした。義理堅いというか真面目やね。
しかし現場は私自身もよく通りかかるところ。(ガソリンスタンドがあるから)
実際に引きずられた距離を見て改めて肝が冷えた。40メートルはあるよな。
よく無事でいてくれた。ホンマに。親は心配することばっかりやな。