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いつもどおりが平和

大晦日ですってね。知らんかったわ。びっくりするわ。

今年は本当に自分の中で年の切り替わり感がなくて、でも容赦なく新年は

やってくるので、することは最低限せねばなるまい。

御節も今年は少なめにと思いながらも、結局は重箱に詰めるといつもと

変わらないくらいになってしまった。(ただしストックが少ない)

ギリギリで駆け込んで毛染めをしてもらえたのが助かった。

正月だけ出す漆の器を出しながら、これ出したの本当に去年?と思うくらい

ついこの前の感覚でしかない。

それくらい今年は充実していたんだということにしておこうかな。

「未来は手帳にある」という養老先生の言葉通り、いくつもの仕事は

すでにその前年くらいには決められていることをこなしていくばっかりで

それでもその都度真剣に向き合っているつもりではある。

今年は心に思うことが多くて、お仕事があるのは本当にありがたく

泣きそうなくらい嬉しい事ではある一方で、自分がやりたいと思っていることが

どんどん遠ざかっていくような寂しい気持ちがよぎったりもした。

そんな時に思い出す言葉は渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という

自分自身の向き合い方を先やどこか遠い場所に求めるのではなく

「今、ここ」に真摯でいること。それを何度も繰り返して指針としてきた。

昨日、その渡辺和子さんがお亡くなりになってショックだったけれど

きっとそれさえもすべてを受け入れる柔軟さに満ちた慈愛あふれるしっかりとした

心で神様のもとへと旅立たれたのだと心で手を合わせた。

仕事というと金銭的なものに直結しているように思うが、それはそうでもなくて(笑)

それよりもっと大切なものを対価としていただいている。

ダンスだけやっていては知り合えなかった人たちとのご縁が拡がっていることは

本当に嬉しいことで、そしてまたそういった方々に私自身がやっている踊りを

求めていただけているというのは恵みそのものだ。

長くやれていることそのものをありがたいと感じるし、この先そんなに長くは

できないかもしれない年齢に差し掛かりつつあるなか、なによりも一緒に

活動してくれている人たちに感謝と祈りを捧げたい。

今年も本当にお世話になりました。

どうぞ来年も一緒に走っていただけますようお願い申し上げます。