たまにいる人
昨日の続き。
この日は半分くらいの人がやってみることになったわけで。
いい意味で裏切られる人もいたし、やっぱりな、という人もいたし
普段の様子とは一線を画す人、まるっきり同じな人と多岐にわたる。
中で、「え?確かお芝居したことないって言ってたよね?」と思うほどに
ちゃんと仕上がっている人がいて印象的だった。
この日は初めて脚本が上がってきて、ごまさんからはざっと読んで校正と
大まかに意見があれば言ってほしいのと、特に配役に関しての意見を聞きたいと
いうことでレッスン終了後ミーティングが設けられた。
なんたって脚本は初見の為、あまり細かいところまでは読む余裕がなかったけれど
もしかしたらミュージカルというには歌って踊る場面が少ないかも・・・と思えたので
一応意見として出しておいた。ただ、メンバーがこの先のスケジュールでこなせるか
どうかは不明。芝居の部分で目いっぱいになるような気はするが。
いろんな人からいくつか意見が出され、それを踏まえて脚本を少し練り直すらしい。
で、帰りの車の中でもみんなでオフレコな話し合い。
今日見た課題の芝居についての意見を出し合う。
私が「Mちゃんがいいですよね」と言ったのと、ごまさんが「Mさんが・・・」が
同時に重なった。やっぱり。
するとごまさんが「ああいうやつがたまにいるから困るんですよ」と言う。
何が困るのかと思えば、みんな演劇論を闘わせ、あめんぼあかいなの発声から
始めて、学生演劇からやってきている人間もいる中で、ぽっ、とできちゃう
そんな人がいるから頑張ってきたやつが腐るんだと(笑)
まぁたしかにね。そういうのはいかんともしがたいわね。
でも、やっぱりテクニックは身に着けていかねばならないのだと思う。
芝居も踊りも一緒だ。天性だけでやっていける時期は短い。