パンが見えるか

米原ミュージカル稽古。

先日の課題発表日。なのでダンスは短く、歌も短く。

課題の芝居は速くやれば一人2分くらい、普通で一人3分かという感じらしい。

へぇ~私なんかテキスト読んでも、この芝居がどのくらいかかるのかってのは

さっぱりわからないから、やっぱり餅は餅屋なんだと認識を新たにした。

で、平均3分を目安に挙手方式で。いろんな方がいて経験がないとか言いつつも

待っている時間がどきどきして嫌だからと、いの一番に手を挙げる人がいたりして。

それなりに順調に進みます。

テキストだけ読んでいてもわからなかったことが、こうして実演することで

見えてくる。演劇(劇作家)の醍醐味がここにあるんだなぁと思う反面、

役者は自分を見せると同時に作品を担っているという意識がどこまであるのかと

思ったりもする。演じる側に立つと、結構難しいような気がするなぁ。

芝居の経験がある人、ない人、いろいろいるけれど、まずは立つこと。

普通にするのがとても難しい。(特にこのテキストは難しい)

普通に立ちながら、芝居においてのリアルを演じなければならない。

「リアル」を字面そのものでとらえてはいけないのだ。

芝居のリアルは「みせる」ことが前提になるから。

そこをわかりつつ、また嘘になってはいけないので感情も込める、とかね。

観ている分にはいろいろなことが感じられて楽しく有意義で勉強になるなぁ。

やれって言われてもできないけど(笑)