青天の霹靂

12時間後、再びリハのために大阪へと出向く。

昨夜は「家帰ってからごはん食べる」といって出て行ったのに、帰宅したら

何もなく、まぁ食欲もあまりなかったのでそれこそ梅干とご飯だけでいいかと

食べ始めたら「魚があるねん」とダーリンが言い、聞けば夕食はソテーしたそうで。

え?今から焼けってか?じゃ、いらない、と言ったら青天の霹靂か?

「焼いたろか」と言うのでお言葉に甘えて焼いてもらう事になった。

珍しい事もあるもんだ。というか、元々家事をするのをそんなに嫌がらない人なので

休みの昼食なんかはチャーハンを作ってくれたりとか、そんなことは割にあったが

「わざわざ」「夜の11時にもなって」「私の為に」「魚を焼いてくれる」というのは

いまだかつて一度もなかったことだったのでビビった。ありがたいけども。

まぁきっと単身赴任するにあたって思うところもあるのでしょう。私もあるし。

だって、歳も歳よ?急に何かあってもおかしくない歳ですよ、お互いに。

それを思えば単身赴任中に何かあったらと、お互い「コレが今生の別れかも・・・」と

少しは優しくなるってもの。不吉とか、そんなことはどーでもいい。

やっぱり何かにつけ禍根を残すのはヨロシクナイですしね。

てな夕食をしたのち、イズミさんとプログラムの事で電話会談をしたりしてて

「じゃ、12時間後にね」と電話を切り風呂に入って寝たのは2時過ぎ。

あ~もう~仕方ないな~目の下隈必至だ。ていうか寝た気しない。

それでもここへきて色々切羽詰ってる感が増してきてヒィ~なんですけど。

なにより、私、自分のことがひとつもな~んにもできてないんですけど。

ま、しゃーないね。先生ってそんなもんね。

とりあえず乗り切れ!4月はもうすぐそこである!