関係ありません

今年もお雛様は出せなかった、というか出さなかった。

きなちゃんがうちに来た時には恰好のおもちゃにされることが予測され、出さず。

2年目も、同じ理由で。それに出す場所がなくなったというのもある。

昨年はお内裏さんとお姫さんだけを出した。

でもなんだか「ここ?」という場所で申し訳なかった。桜も橘もなかったし。

そして今年、やはり場所が無い。でもムスメの受験が終わって、私の方にも時間の

余裕が出来たら模様替えをするつもりなのである。だから来年こそは。

そんな話を滋賀でしていると「センセ~そんなん全然大丈夫よぉ~」と。

「お雛様を期日どおりに出して仕舞わないと娘が嫁にいき遅れる」というジンクス。

H子さん曰く「30歳くらいまではものすごい気を遣って3日過ぎたらお雛さんに

薄紙被せたり、後ろ向かせたり、果ては横倒しにしたりしてたのに・・・」と。

H子さんの娘さんは私と同じ歳。ずっと独身貴族。今後の予定もないそうで。

「途中からバカらしなってきてね~。一生懸命片づけたりせぇへんなったわ」

・・・心強いような、そうでもないような、です。(笑)

こうして伝統文化がすたれていくんだなぁと思った次第。

言い伝えの信ぴょう性って微妙ね。ある種の呪いやもんね。