ホール入り5日目ゲネプロ

ゲネプロは15時から。

午前中は昨日途中で強制終了したきっかけ取りを中心にひと通りの通し。

普通ゲネプロ前には1度くらいは通せているが、今回は一度も通せてない。

なんだかとっても不安を感じる。今までこんなに不安を抱いたことはなかった。

しかし不安を感じていても始まらない、というか始まっちゃうわけで。

全体の進行を私が気にしても仕方がない。

私は私の持ち分をしっかりやろうと自分に言い聞かせる。

色々な確認事項の後、食事休憩、そして本格的にメイク。衣装着用。

私は大蛇の役なのでヘビメイクをと思ったけど、それはさすがにやりすぎか。

子供を泣かせるのが目的ちゃうしな。ということで普通の舞台化粧で。

いや濃いめで。ヘビだしね(笑)

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ただ、子供を連れて行くつツアーのメンバーや他の人は基本、普通より薄いくらいの

メイクなので私だけが化粧濃いおばちゃん、みたいになってる。が。ま、ええわ。

蛇だし。何だか時間ぎりぎりでいろいろヤバそうな感じもありつつ・・・それでも

進めていく舞台監督はすごい人だね~(ホントに褒めてる)とみんなで言い合う。

ゲネプロは平日の昼間とあって子供はほぼ皆無。だって学校行ってる時間だもん。

ゆえに大人の関係者が多い。出演者の友人だとかホール関係者だとか。

ま、ちょっとしたタイミングロスがあったりもしたけれど順調にいった方かな。

最後のスライディングという機構で音楽やセリフのずれがあったのは演出の伝言ミス

だったと後から聞いた。そして、その前のダンスのところで一人の子がぜんそくの発作

みたいなのを起こしてしまって咳が止まらなくなってしまったこと、とか。

まぁまぁゲネだし、という許される範囲ではあるか。

本番に向けてスタッフも含め、きっちりと回収すればよいだけのこと。

(でも本当のとこ、私はそういう考え方は嫌いだ。ゲネこそ120%であるべきと思う)

確かに本番をやるためのいろんなチェックを働かせるゲネプロであるけれども。

本来なら演出が本番と同じ出来上がりを見て判断すべき場面なんだがなぁ・・・と

古今東西、そんなに恵まれた状況にある舞台はなかなかありませんけどね。