声明文

きなちゃんの散歩をしながら奇妙に静かな時を感じる。
(一週間後は本番やなぁ〜)とぼんやりと考える。
なんだなんだ、このスイッチの入らなさは?
しかしながらこの前の木曜で自分の中の何かがきっちりと立ち上がった感もあり
また、イズミさんに観てもらった事でいろんな配分の目安が出来た気がする。
がんばるだけ。昼からはユニさん宅を借りて小道具の補修。くく首とここ腰がっ。
まぁでも、これでひとまず本番まではなんとかね。おつかれっした〜。
家では音楽も聴かず、ひたすら静かに時を過ごす。
もちろん準備できることはやりながら。音楽の編集やチケットの売れ行きの把握など。
そういえば。
今回、プログラムには「声明文」なるものを挟み込もうと思っていたのだ。
それの原稿をエッチラオッチラ書いてみる。
書きたいことがいっぱいあり過ぎて、アレとコレとソレをひとところにまとめるには
どうしたらいいのだろう?
ペットショップの裏側についてはFacebook友達のChinatsuさんのチラシがあるし。
それにこういうものを「楽しみに来たお客様」に届けていいものなのかな?と
一瞬ひるみそうになったけれど。
自分に問いかける。アンタはどうしたいの?…答えは決まっている。伝えたい。
なにより、踊っている自分はスターなんかじゃなく、市井のダンサーであるし
社会と切り離されてはいないし、それを望んでもいない。
むしろ、社会的活動をすることの方が大切だとも思うし、当たり前なのだと思う。
そう、夢を売る舞台をしているわけではなく、普通の人が踊っているのだから
世間と乖離するようなことでは表現者として名がすたる!くらいの勢いで。
声明文、書きあがり。よっしゃ。体裁整えてコピーしよう。
とりあえず何度も読み返すために熟成させることにした。育てよ〜。