大人のエンタ

尼崎着。先に来ているはずのHさん達が見当たらない。
「どこにいるの〜?」と館内に向けてメールしたつもりが「あの、それが…」と
返って来たメールにはしゃべり過ぎたのかなんなのか尼崎をとっくに過ぎて
気がついたらなんと神戸まで行ったと。…ち〜ん(笑)どんなけしゃべるねんな。
「ヨーコさんは先についてます」とのことでヨーコちゃんと合流した。
もぉ、のっけから笑かしてくれるわ。ここのはバレエのスタジオ発表会。
その中でジャズを教えているのがMYさん。今回はストリート系のクラスなどは
出ないもよう。ほぼMYさんのクラスオンリーで、もちろん『+D』も出る。
前回の発表会を機にメンバー同士も交流が深まりつつあり、先のコラボへ向けて
私達はことあるごとに『+D』の作品を観て触れて勉強させてもらいたい。
一生懸命やっている子供達には申し訳ないが、大人のジャズを目的に来たのね〜。
Hさんたち間に合うかしら…と思っていたら、休憩に入るタイミングで後ろから
「間に合いました〜」とHさん、Yっちゃん、MDさん登場。もぉ〜(笑)
休憩中に、楽屋を訪ねる?といいつつ、やはり本番が終わってからにすることに
なり、休憩時間中、3人の珍道中の話を聞いて笑い転げながら突っ込みまくる。
「駅があらへんねん」あらへんはずあらへん!(爆笑)
第二部は初めがバレエで後半がジャズ。前半のバレエはあまりにも自由な子供達が
可愛すぎて涙を流しつつ笑ってしまう。かわいいなぁ。自由すぎるなぁ。
発表会では、この女生徒にとってメインだろうと思うドンキのグラン・パ・ド・ドゥを
思わずこぶしを握りしめながら「がんばれ〜」と応援してしまったし。
さてさて、おまちかねのジャズですよ。記憶なので順番がちょと怪しいけれど。
一曲目、ユニちゃん作のキセルを使ったオサレ風作品。赤とピンクとゴールドと黒の
ゴージャズ感あふれる作品で小さいMYさんがいっぱい。
目を凝らして見たけど当の本人であるMYさんは出てないのねん。
二曲目、O川さん振付の『+D』の作品。前回の愛の雫からの連作かと思える作品。
大切な人がいなくなってしまった切なさが溢れる作品で、大人でしか表現できない
作品にうっとりしてしまう。いいなぁ〜。
三曲目、MYさん早替わりで登場。フラメンコ調の曲と衣装と振付。MYさんは気迫
充分だが、生徒さん達の押しが少し弱い。ゆえにMYさんの濃さが際立つ(笑)
四曲目、Iさん、復活おめでと〜!待ってましたぁ〜!と大がかりの声を掛けそうに
なってしまったナンバー。目いっぱいジャズ、しかも超速い。今回は出てなかったけど
これはONさんが入ったらバランスが一層よくなるだろうな〜と思う作品だった。
あ、MYさんも次回は出て欲しい。(着替え中だったんだよね)
五曲目、一転ブルーの衣装でのバラード。作品中のMYさんの身体の表情がよかった。
六曲目、オーラス。若干お笑い系。不良のムスコとオカンのやりとり(マイム)から。
先の発表会で使ったハデハデパンツ、再登場の巻。使える衣装だなぁ、これ。
全員がアフロをかぶり、面白く総踊り。誰が誰かわからん状態だが、知ってる人間は
人当てクイズをしながら楽しく観ることができる。
いや〜大人なエンタでしたね〜。満足〜!
しかし、これ。子供達の発表会の中では確実に浮いている。でも楽しい。
発表会は出演者が主役だけど、やっぱりここまで見せてもらえるとお得感がある。
難行苦行を覚悟して観に行く発表会には「したくない」と思っている私にとっても
『+D』の情熱と方向性はとても勉強になるし、一緒にやる時はありがたい限り。
おつかれさまでした〜。ありがとうございました〜。