試金石

昼過ぎから三ノ宮へ向けて足を運ぶ。
Sさんとの発表会作品についての打ち合わせ。
次回の発表会では真面目な小作品群がA面として第一部。
いつものお笑い系エンタテイメント作品をB面として全二部構成でと決めているのだが
それのB面作品の脚本をS氏にお願いしているのだ。
蛇の道は蛇と申しますからして。
前回はたくさんのメンバーがいるところでのわちゃわちゃとした話し合い…話し合いと
いうものにすらならなかった気がするけれど、それはそれで全員のコンセンサスを
取る場としては良かったと思う。しかし、あれでは一向に本題までたどり着かないので
ここは主催である私とその任を負ってくれているS氏とで大方を固めてしまう意向。
とりあえずメールでやり取りしたものを基に話し合いましょということで席を設けた。
駅近くの喫茶店にてああでもないこうでもないと話し合う。
とはいえ、よく考えたら差し向かいで話すのは初めてかもしれない。
彼は物腰が柔らかく、ユーモアもあってするっと懐に入ってくる感覚を持ってしまうが
なかなかどうして、やはりこういうことをしている人なので繊細だ。
それに当然こだわりもちゃんとお持ちである。
当たり前だが、こういうことを共同でやっていく場合、感覚が合うかどうかは重要。
こちらとしては全くそんな心配はしていないのだが、出す(作品を提供する)方は
不安だらけなんだそうだ。確かにそうかもしれないな。
その辺りが私は鈍感なので、そう言われて初めて「そうなの〜?」とびっくり。
しかし、今回会うことにした時点でS氏的には合格だったらしい。よかった(笑)
話していくうち、私の方の考えも理解してくださって、合意点も多かったし。
空気が読めすぎるくらい読める方なので、あまり負担をかけては申し訳ないなぁと
思いつつも、全体重をかけて頼ってるんですけどね(笑)
まぁお互いが「あなたの良いように」と思い合ってばかりいては事が進まないので
私は私で「決断は私のシゴト!」と言い聞かせて頑張ろうと思います。
Sさん、どうぞよろしくお願いしますね。