GW真っ只中ということで、当初予定が立たずにいたのだが、どうやらこのまま
家族でどこかへ行くとかはナイ気配。「ならば」ということでお出掛け。
イズミさんを誘って「松陰女子中学・高等学校」の発表会を観に行く。
この学校に5年前から身体表現コースなるものができて、そのダンス科の先生が
ワタクシ知り合いでして。毎年この発表会へはご招待をしていただいている。
確か今年はこれを開催しているホールが建て替えになるとかで、もしかしたら
この発表会が最後では?との噂が流れていたらしいが、それはナイでしょ。たぶん。
しかし、会場はたしかになかなか年季の入った客席である。
ホールの大きさに対して客席が詰め込んである感じ。
調べてみると昭和42年に建てられているホールだそうで。そりゃ劣化もするわ。
うにゅ…この腰の沈み具合…2時間はきついかも…。
これ、ちょっと大きい人とか男性にはきつかろう。前の客席までの幅があんまりないし。
ただ、踊るほうは踊りやすいだろうな〜という舞台の大きさ。
中学、高校と6年間の各クラス、どれくらいいるのだろう?
ダンス科のほかには新体操、チアリーディング(バトン)などがある。
確かソフトテニスやバスケットなどもあったような気がする。
舞台での発表会に適している科の学生だけが出演する。吹奏楽もありました。
プログラムを見るとOGの出演もあり、またジュニア達もいくつか出るらしい。
総勢300人くらい…?とりあえず女子ばかりがうわ〜っと沢山いた(笑)
そしてなおかつ若い!当たり前だけど。毎年々々出て行っては入ってくるわけだから。
前回見せていただいたのは3年前くらい?その時に中学生だった子が高校生。
ヘタすりゃOGのほうから出演しているという可能性もあるよね。
これ…なかなかに先生としては厳しくはないかしら?と要らぬ心配。
もちろん、その方は大ベテランなのでそんなところはもうとっくに通り越している
だろうとは思うのだが、出会いと別れと果てしなき(同じことの)教授。
そして自分はどんどん歳を重ね、対する相手は人が代われども13〜18歳の花としては
一番の盛り時を相手にするのだから。いろんな意味できついんじゃないかと思うのだ。
でも裏返せば、卒業した子達も歳を重ねていき、しかし母校に先生が健在な時の嬉しさ。
人生の励みになるはず。どちらもわかる。
そんなこんなを思いながら楽しく観せていただきました。
若いって素晴らしいなぁと嬉しく思いながら。時分の花だね、これも。
なんだろう〜今時の子達のはずなのにこの「すれてなさ」は。
これがきっと蓄積されている学校の歴史とか校風というものなのかな。
「癖がない」というのがこの先生の特徴なのだとしたら、それが受け継がれている。
受け継ぐというのはそういうことなんだろうな。
私も受け継いでいるか。受け継がれているか。(どんな癖を?)
しかし、これだけの人数がいて、その中でも「お?この子」と思う子はわずか2人ほど。
いやはや厳しい世界ですなぁ。