阻止しました

ムスメが昨夜お風呂に入っていて突然「明日の夜、友達とごはん行っていい?」と言う。
は?なんの話?明日って、特別なんかある日?
「別に何もないけど、みんなでご飯食べに行こうかって」
なにを大人のような事を言っておるのか。アンタ未成年やで。しかも中学生。
「あきません。ランチならまだしも何でよりによって夜ご飯なん。アカン!」
「お願い〜」「お願いされてもアカンもんはアカン」「ええやん〜お願い〜」
実は以前にもこういうことがあって、その時は球技大会かなんかの後で『打ち上げ』と
称するご飯食べに行きたいと言い、ケンカの末(補導されろ!)と思いながら
承知はしないものの、かなり厳しい条件付きで「勝手にしなさい」と折れたことがある。
今回はダメ。前回のような〇〇があったからとか、そんなことも一切ないのだし
中学生だけで夜ご飯食べに行くとか意味不明。
あえて誘った子のことは否定せずにおき、「アンタ一応、副会長やろ?」と脅す。
「規範を示す立場の人やろ?何が中学生らしいかぐらい、ちゃんと判断しぃ」
うちの娘は少し大人びて見えるので服などを買いに行くと大体高校生と思われる。
友人達も然り。だから遠巻きに見ていれば高校生が集団でいるくらいに見えるだろう。
でも、だからといって夜の繁華街に子供だけで出かけて行くのを許可できるわけない。
それに保護者と言えど、大人(たとえば私)がそんなことに付き合う義務もない。
内心では「誰やそんな誘いを持ちかけてくる奴は!」と思いながら大体のあたりは
付いていたりする。各家庭の考えがあり、事情もあるだろうから構わないけれど
アンタはいけません!ここは断固反対。今回は折れるわけにはいかない。
「前回も街でアンタ見かけたでってわざわざお母さんに言いに来た人おってんで」
前回は私自身が(コイツ補導されてもええわ)と思いつつ居たわけなので
本当はそんな告げ口らしきものを気にしていないのだが、一応、誰が見ているか
わからんのやで、ということを知らせるためにわざと言ってみた。
結局はどう折り合いをつけたのかは知らないけれど断ったようだ。
あえて聞かない。ただ出かけるそぶりを見せなくなったし、修学旅行のお土産を
配りに行くのにはちゃんと着いてきたので良しとする。
しかし時間が経ち少し気になったので、それとなく「なんて言うて断ったん?」と
聞くと「やっぱやめとくって言った」と。
か、軽っ!それくらいで断れるもんならやっぱり許可しなくてよかったと思いつつも
子供だけで外出することを簡単に許可してる保護者どうよ?とは思った。
私、頭が固いでしょうか?