乙女の祈り

今日はイベントの方はオフ。(会館の定休日である)
私は何故か「娘が配るためのバレンタインチョコ」を買わされるためにスーパーへ。
どう考えても理不尽なり。
「25人分、いるし」いるし!じゃねーよっ!
なんで私がアンタのチョコを買わねばならんのだ。自分の小遣いでせーよ、まったく。
とか、なんか毎年言ってる感じがしますが。
そんな売り場で見かけたうちの子と同い年くらいの女の子。
今時な格好なんだけど少しばかり背伸びしている感が透けて見える。
小さめのおしゃれリュックを背負ってものすご〜く真剣にチョコを選んでいる。
スーパーで。スーパーでってとこが可愛いよね。まだデパートじゃないんだ。
スーパーといってもそれなりに専門コーナーができているくらいだけど
女の子を見かけたのは私が娘に頼まれた大袋に入っているお菓子コーナー。
少し頬が上気してて、両手をあごの下で組んで、それはそれは真剣な眼差しで。
きっと自分のお小遣いの中で精一杯のことをしようと考えているんだろうなぁ。
好きな子にあげるのかなぁ?それとも友チョコだろうか。
友チョコだったら何か大事な理由があるんだろうなぁ。
なんだかすごくいじらしくて可愛くて。祈りが通じるといいね。
メーカーを指定して袋まで人に買わせるどこぞのムスメとはエライ違いやおまへんか。
っていうか、親に頼んでる時点でうちのムスメには今は贈りたい人がいないらしい事が
判明。ホッとするやらトホホなような、頑張れと思うやらですわ。