勝負

夕方からの稽古に行くのに自転車で向かっている最中、工事の場所に差し掛かる。
きっとホースか何かがその下を通っていると思われ、コンンパネで大きな山に
なっている歩道があった。
もちろん自転車走行可能な場所である。歩道だけどね。自転車ゾーンがあるしね。
一瞬、ドギマギした。降りて自転車を押そうかと思った。
けっこう乗り越えるには躊躇する高さだったのだ。
一瞬だったのだけれど自分の中での葛藤があったよね。「老い」に対して。
ここで今日降りると、この先こういう場面では多分ずっと降りることになる、と。
いや、別にそれでもよかろう、と思ってもみたのだが。
なんだろう。稽古に向かう最中だったからかな?
「今からガンガン踊ろうとする人」が「こんな場面で」「自転車を降りる」ことが
なんだか敗北感?みたいなものに感じられたのだと思う。今思えば、だけど。
冷静になれば、そんなこと勝負しなくてもいいやん、と(笑)
だって稽古に向かうのに、勝負して負け(怪我し)たらどうすんの?
アホやな〜私。。。
でも勝負、受けて立ってしまったんだよね。今回は勝ちましたけども。
なかなかドキドキする出来事だった。
次回からはあっさり降りよう。自分の身体、大切にしないと。