互助会的な
この前の公演で応援に来てくれた「しらゆり会」のメンバーと久しぶりに会食。
「しらゆり会」は私が現役だった頃、教えに行ってたところで私のレッスンを
生徒として受講していた同年代の女性の集まりである。(命名は師匠)
当時は生徒と先生という関係だが、私としては唯一開いている社会との接点であり
仲間であり、いつも公演の時には強力なバックアップをしてくれたメンバーだった。
引退して、こうして別の活動を始めていても、何くれとなく関係は続いており
結婚して遠くへ行った仲間もいるけれど、帰郷の際には会って話もするし
また公演をわざわざ観に来てくれたりもする。本当に有難い仲間なのだ。
変わらぬ顔ぶれ。全員、それぞれ会社ではキャリアを積んで良いポストについている。
結婚している人間もいるけれど、そこは同年代。持つ悩みは同じ。
上下の幅として5~8才なので更年期障害に悩まされている事とか、親の事、老後の事
最近の若者と話が通じない事(笑)などなど、いる場所は違えど中身は本当に同じ。
笑えて励まされて。その居心地の良さは当時とちっとも変らない。
中でも数名の独身女性たちは自分の先行きをどないしたもんかと考えあぐねていて
早々とマンションを買って住んでいる人もあれば、今となっては反対に親に頼られて
なかなか独りになれないという悩みもあったり。
お墓の心配もせねばいけないが、その手前の自分がどうにかなった時をどうするか。
おひとりさま問題にかなり近いメンツであるのでそれなりにかなり考えている。
ここまできたら仲良し同士、シェアハウスで、とか。
やんわりとだが本気度合いが前よりもかなり大きい印象。
現実的にどうあれ、こういう仲間がいるというのは稀有だし、心強い。
私みたいな所帯持ちでも仲間に入れてね、と言っておいた。
年齢はバラバラだけど、こういうつながりもダンスが媒体になっているんだなぁ。
ありがたい話だし、大事にしなくちゃと心から思う。
大人になってからの友達作りは本当に大変だけど大切だと思わされるが
趣味(?)を同じくするというのはやはり感性に触れあうものがあるのだろう。
言葉を飛び越えたところでの共感性がある。大切なこと。