ヨーデルヨーカイ

子供が大きくなると当然のことながら子供向け番組からはすっかり離れてしまい
いっときはアンパン〇ンやら少し長じて天才テ〇ビ君やらにどっぷりだったというのに
最近では一緒にイッ〇Qを視ながらバカ笑いしてコーヒーを楽しむようになった。
文字通り光陰矢の如しである。
そんな折、ふとしたことがきっかけで某劇場系でお仕事していた時に知り合った方から
いままでやったことのない類の仕事が舞い込んだ。ありがたや〜…でも。
本番はクリスマスに向けて。某保育園のクリスマス会にダンスのお姉さん、もとい
ダンスのオバちゃんとして幼児向けダンスを指導&発表することになった。
形態からしてほぼボランティアだが、それはそれでなかなか楽しそうでいいなぁと
思ってはいるが、こうみえて?いや、見たままだと思うが子供は苦手なの!
距離感がつかめないの!子供を産んでたって苦手は苦手なの!
心の中ではそんな絶叫が聞こえるけれど、なんだか天の声が「やりなはれ」と言うので
自分に何ができるのかは不安でありつつも、ワクワクしないでもない。
うん、チャレンジってこうしたことでやってくるものなんだしね。
一緒に飛んで跳ねて回って遊べばいいか、と思いつつ、依頼主にリサーチ。
「あの〜やっぱり今は妖怪ウォッチが流行っているんでしょうか〜?」と尋ねると
「はい、もう保育園でも大はやりなんですよ〜」とのお答え。そうか、やっぱり。
いや、だから。離れて久しいゆえ知らないのよ。内容も、キャラクターも、背景も。
とはいえ世間に疎い私でもニュースとして入ってくるので余程流行っていると見え。
「ゲラゲラポーのうた」だとか「ようかい体操第一」だとか。
最近はネットでなんでも調べられるから便利だね。
それにその保育園では秋の運動会で年中さんが「ようかい体操」を踊ったらしい。
ほぅほぅ。それならよほど小さい子は無理にしても完璧じゃなくても飛んだり跳ねたり
できそうな。
ということで、家の中で「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデル…」と
手を上下させて跳んだりしています。
いや、だから。こっちの選曲をやねぇ〜…。