後衛用だと

ムスメがラケットを買ってと言い出した。
中学生なので軟式テニスなのだが私はよく知らないけれど「当然ダブルス」らしいので
前衛後衛に分かれるわけであり、ムスメはずっと後衛に配置されている。
中学校に入ってからの部活動で始めたので、ラケットは初心者用を使っていたが
なんなと商売しはります。確かに前衛と後衛では役割が違う故、ラケットそのものも
性能自体が違うものであるほうがいいかもしれないけれども。
というわけで、また姫に従う爺と婆の状態でスポーツショップへ。
色々とモデルがあるらしいが、結局は性能で選ぶもんでしょ?
コントロール重視か重くて速い球を飛ばすのを重視か、であるらしい。ふ〜ん。
ムスメ、デザインを重視しているようである。こらっ!
そうじゃなくて自分がどのあたりのレベルでどうしたいか、だろーが。
やいやい言っていると店員さんが寄ってきて的確なアドバイス。さすがプロである。
薦めてくれるラケットを見ては「それは〇○ちゃんが持ってるから…」
いや、だから〜。相変わらずカタチから入るヤツである。誰に似たんだか(笑)
でもそうモデルが多いわけでもない。なんたって軟式だからね。
硬式ならもっとデザインいろんなものがあるけれども。仕方ないやん。
すると店員さん「他人が持ってないのが良い?それならこれ!これならまだ誰も持って
ないよ!」最新モデルを薦めてくれる。
ムスメ、色が自分好みではないけれども誰も持っていない、に心が動いた様子。
お高いですが…スポンサーは別に構わないようなので(太っ腹やね〜)ムスメも
結局それにすることにした。
グリップに巻くバンデージやらエッジカバーやら…ホントにもう。
まぁ、次の公式戦でとりあえずカタチで威嚇してビビらせるという作戦もあるし。
買うなら今しかないタイミングではある。何と言ってもあと1年しかないしね。
欲しいものを買ってもらえて…恵まれていることに感謝しろよと言って聞かせるが
本当にわかっているんだろうか。
それを身にしみてわかるころに私はまだこの世にいるかしら。