鬼母

水曜日の夜、実は同級生に「ご飯食べに行かへん?」と誘われていたのだが
予定のあるなしより自分の体力を心配して「やめとくわ。また誘ってな」とお断り。
本番も控えているし、ここのとこ土日も出ることが多かったしね。
制約はないけどいられる時にはいてあげなきゃね、と、これは虫の知らせだったか。
私が帰宅し夕飯の支度中、ムスメが帰ってくる少し前に学校から電話。
嫌な予感。
「あの〜テニス部顧問の〇〇ですが、Yさん、練習中に足を捻らはって…」
ガチョ〜ン。確かこの週末、公式戦やなかったかしら。
「あ〜、そうですか。ご迷惑をおかけしました〜!」「いえいえ、お大事に」と電話を
切ってほどなくしたら教頭先生が自ら送ってきて下さった。すみませんです〜。
なんだか若干オオゴトめいた雰囲気だけれど、まさか骨は折れてないはず。
仕方ないので(!)病院へ。
しかし、たまたまかかりつけの整形外科も、近所の整形外科もこの日は休診。
それでも近所の方は時間外扱いで手当てはしてもらえた。「明日、来なさいね」
また明日、来るのかよ〜とため息つく母。
言ってはいけないよなぁ、と頭では分かっているのだが思わず言い放ってしまった。
「週末、試合やのに何やってるん。アホちゃうん?」
あ〜あ、これだから体育会系出身の母はアカン。しかし本人もそう思っていたようだ。
というか、本人が一番悔しいだろう。3年生が居なくなって自分たちが主役の秋だもの。
「絶対2日で治す!試合は絶対出る!」まぁ、それならよし←!?
ということで、その日はアイシングとマッサージ。
木曜の朝一番で受診し、いわゆる捻挫という診断が出たのでしばらくは湿布生活。
試合当日はテーピングでしのげるだろう。
何度も捻挫している箇所なので、癖になっているのだ。内股だし。
確か去年も試合前。一昨年、小学生の時にバレーの試合前でもこんな光景だったような。
とりあえず母の愛情込めたマッサージとアイシングでなんとか凌げ。