かかと→頭蓋骨

水曜レッスン。退院されてから2週間が立ったOさん見学に来られる。
まだ少しだけガングリオンが残っていて、それはそのうち吸収されるようなのだが
今はまだそれが痛いのらしい。でも元気だったよ。
そのうちそれがなくなれば本当に飛べるようになるかもしれない。
そう思わされる感じでした。手術成功してよかったですね。
Fさんのところに北海道からも便り(メール)があり「私、次の舞台で引退するから」
と、次のうちの発表会を心待ちにしていらっしゃる事を聞く。
いや〜、なによりです。っていうか、やっぱり計画し始めないとダメかしらね(笑)
今年1年は別にやりたいこともあったんだけれども。
ま、でもそれはそれとして、待ち望まれているというのは嬉しいことだし
それがHさんやOさんの励みになるなら尚更だ。よしっ、まずは選曲しよう!
レッスンでは窓枠につかまりながらのバーレッスンもどきが効きはじめている模様。
人間、いくつになっても遅いってことはないんだと痛烈に思わされる。
最初はルルヴェ(かかとを上げる動作)するのもつかまっていて精いっぱいだったのに
今では手を挙げておいて(アンオー)のキープができる時間が長くなっている。
それにルルヴェそのものの高さも少し高くなってきた。おぉ、すごい。
そりゃ脚はそんなに上がらないし、キープもたいして出来はしないけれど
意識のありようだよね。意識できるようになることがまずは大事なのだし。
踊っている人でも結構自分の形がどうなっているかがモニタリングできていない人は
多いもの。意識することが、まずはダンサーとしては必要不可欠だと思う。
ルルヴェも実際はかかとを上げるだけなわけだが、当然上半身を上に引っ張らないと
かかとは上がらない。当たり前のことだけれど、できていない人は意外に多い。
できない人は体重を前にかけてから上がってしまうのだ。
普段の生活なら問題ない動作だけれど、ダンサーとしては「まつがって」いる。
頭のてっぺんをカミサマに持ち上げてもらって!(笑)
実際はインナーマッスルを上に引き上げるわけだが、イメージとしては耳の後ろを
上に引っ張るイメージ。肩で上がらないでみぞおちから突きあがるように。
それらをすべて(!)やれば、上がり切ったところで、かかとと骨盤、頭蓋骨が
一直線で結ばれているはず。
そんな話をしながらのバーレッスンもどき。
さて、水曜日メンバーは変貌を遂げられるんでしょうか?乞うご期待!