バレエとダンス

隔週になった甲南レッスン。
無事高校入学を果たしたAちゃんがクラスを受講している。
聞くと土曜日のヒップホップクラスも受けているとかで…頑張るね。
一応、私のクラスは基礎レッスンが中心と言うことになっているのだが
未定ではあるものの発表会に向けて作品を創っていかねばならない。
しかし門真の事もあり、いっぺんにあれこれできる自信はないので、この際(?)
甲南の子達を使って門真の作品を創ってしまおうという魂胆。
年齢的にも門真の子達と甲南の子らは近いので体力も同じくらいだろう…たぶん。
クラスの前半はAのためにバレエをやはりイチから。
1年と言うのはすごいもので、明らかな違いが際立っていた先週の彼女らを見て
「これはやはりいかん」と思うも、遅れているジャズの基礎をするべきかと悩んだが
1年の開きでこうなるなら、やはりここはバレエレッスンに戻そうと思い至った。
普通に踊っている時にわかるほどには浸透はしていないところもあるが
例えばちょっとしたターンでも顔がつくようになっていたり芯ができていたりと
地味なのだが明らかに違うところがある。
何よりピルエットやシェネといった「回りモノシリーズ」を1年間やる事によって
回る事への苦手意識みたいなものを持ちつつも、回り続けることで苦手が明瞭になり
しかし不思議なことにそれが薄れていくといった反作用的な効果があったようなのだ。
Aは運動神経の良さで回れなくもないが、基礎を知らないまま誤魔化している事もあり
このままではAはみんなに遅れをとったままやっていくことになってしまう。
「それはそれで、いかん」あはりある程度まではバレエをやるべきだと思い
それにAは真面目で賢いので、一度注意するときちんとそれをフィードバックしながら
気を付けて身体を動かそうとしているので、差もすぐに縮まるだろう。
というわけで1年間やった子達にはタルいかもしれないが、また1からのバーレッスン。
きゅーきゅー言ってました。地味に筋肉にくるもんねぇ。
その後、(私的には門真用、しかしその後、この子たちもやるはずの)振付で
速いリズムのダンスを。流石の10代も息が上がる…。そ、そんなにしんどいか?
しかし、こうして目の前で動いてくれることによって私自身が勝手に振りつけて
いるだけのダンスが形になっていき次をどうすべきかもわかるので大変ありがたい。
でもダンスを上手にならせるのって難しいね。今更だけど。