ときめき

昼までは各自、部活やら、散歩やら、家事やらで予定がいっぱい。
ムスメが帰宅するのを待って、オトン、オカン、ムスメでお出掛け。
またしてもムスメが買って欲しいものがあるというので京阪電車に乗って出かける。
私はこの前買い物に来た時に珍しくダーリンが「なんか欲しいもんあったら…」と
言ってくれたことを貯金していたので、今日は何かを買ってもらおう!と鼻息も荒く
見るもの全て欲しいと思えば欲しいし、いらんちゃいらん、とつい思ってしまう。
こういう時はシーズン物より長く使えるものを買ってもらうほうがいいなぁ、と
カバンと靴をターゲットにして、あわよくば二つとも、とは思っていたけれど
そうは問屋が卸さなかった(笑)ムスメは必要なものとは言えい〜っぱい買ってもらって
何かズルい。気がする。スポンサー本人も最後の最後にしか自分の買い物ができずで
それはそれで可哀想だったけれど、いつもと同じようなブルーチェックのシャツを
買って、でもそれなりに満足していたようなので、まぁいいか、と。
私は履いてすんなりフィットしたウエッジソールサンダルを買ってもらった。
これならカジュアルでもドレッシーでもいけそうだわ〜。
長く歩き回って疲れた体を引きずりながらの帰路、電車の中吊りにこんなコピー。
「…緑の深さを知った。…朱の優しさを知った。」
何気なく見た広告だったけれど、自分の中に何かの違和感が残ってじーと見てしまった。
う…ん?なんだろう?たぶん単なる感覚の違いだろうと思う。けれど。
少なくともこういう広告には当然コピーライターさんがいるのでそれに異を唱える
わけではないけれどね、と誰かにむかって言い訳をしつつ、自分だったらどういう
言葉をあてはめるだろうと考えた。
(…朱の…ときめき、かな)うん。
緑がうっそうと茂る中での神殿は優しく見える時もあるけれど、私は厳しさを感じる。
そして、そこにある気に触れたくてそういう場所に出向くこともあるので、それは
私にとってはときめきそのものだ。
あぁときめきたい(笑)人生に必要なものはときめきだと思う。
欲しいものは数々あれど、どれにときめくか、で決めるのが一番フィットする。
まぁ、ときめいても合わないということもままあるので、人生、思い通りにはいかない
ことは多いのだが。
「ときめき」大事ッスよねぇ。