ワルプルギスの夜

いきおい自分の出演作ばかりの記述になって申し訳ないですね〜。
これ、元々は全然違う作品を手掛けてみようと思っていたのだが、どうにもその作品の
帰着点が見つからなくて、泣く泣く(?)途中から鞍替えした作品だったりする。
たぶん折々でここのブログでも泣き言を言ってたような気がするのだが…。
しかし意外と評判がいいので驚いているところだ。
衣装の勝ちかしら(笑)インパクトあるもんね、あのスカート。
それに男性がスカート穿く違和感?も裏返しの要素としてあったのかしら。
男性がスカート穿くことに関しては踊りの舞台ではよくあることなのだが、一般的には
なかなか受け入れ難いものがあるらしい、というのは衣装ができてから聞いた(爆)
もう遅いし〜。私が踊っているためどう見えているかわからないのでイズミさんの出番。
曰く、どうしても魔王にかしずく魔女達、みたいに見えると。
う〜む、それは意図するところとまったく違う図式である。
そりゃ困ったね。みんなでどうすべか〜と話し合ったりした。
ま、でも性別を無理して変えることは叶わないのだから、かしずいている風に
見えないようにすればいいじゃん、という方法をそれぞれが考えることにした。
まぁ無理無理ではあるのですが。とりあえずもっと明確に「イケズ」な感じを出す。
振りが(そうはみえないかもしれないけど)結構スピーディなので、どうしても
ガツガツと運動しちゃうのを極力抑えて「怪しく」「妖しく」との指示。
後は衣装と照明でなんとかしようと(笑)
手袋をつけることにした時、MYさんが「こんなんしてみました〜」と送ってきて
くれた画像には赤い爪(スパンコール生地の付け爪)を提案。
みんなおんなじ方につけたら軍隊っぽいからということで2・3で振り分ける。
それに準じてあちらもこちらも振りをばらつかせてみる。
大きくなったり小さくなったり、出る順を変えたりずらしたり。
そんなことを試みて本番を控えたあるリハーサルでイズミさんからOKが出た。
全員で「っしゃ〜」と喜び合う。野球部か、ここは。
そんなこんなの舞台裏。評判としては今までにはなかった路線が珍しかったのかしら。
「これ、誰の、なんていう曲?」てのも相まって、インパクトは大きかった模様。
まぁ、一種のショウダンスとしての位置づけだったんですけどね、私としては。
こんなのもアリなのか(爆)ということを再認識させられた作品でありました。