こんなはずでは…

今回の発表会。第三部は例によって(?)宴会芸に近いかもしれないシリーズ。
シリーズなのか?たぶん、シリーズなんだと思う。とにかくエンタテイメントとしての
位置づけをしようと思ってやっているには違いない。
だって、やっぱり楽しいのは外せないよねぇ。
自分が持っている信念みたいなものを前面に押し出すことも必要だけれど
やっぱりお客様あってのものですし。楽しいこと=面白いことではないかもしれないが
入り口としては間違っていないと思うのね。
それにやっぱり笑えるって楽しいし、ちょっとしたネタを仕込んで「わかるひとだけ
わかればいい」みたいなものを解いてもらう楽しみもある。
ここ数年、ソロ活動を始めてからこっち、いろんな舞台を制作してきた。
本筋の、自分が目指しているものは今も変わらない。
けれども、それを公演として活動していくことについては少し疑問に思ったりもする。
とは言え、ソロでの活動に限っては好きなことをやる、と決めているのでブレない。
ブレていないつもりだが、どうだろう。ここしばらくソロ活動もしてないしな。
自分の中の理想と自分の実力が大きくかけ離れているような気もしたりして
実際のところ、発表会の方もかなり力が入るので、(頭も身体も)体力的に厳しい
っていうこともあったりとか。でも、やりたいなぁ。50歳も近いしなぁ。
昨日の帰り道、電車の中でユニコさんが「こんなはずでは…」とつぶやくので
「じゃ、どんなはずやったん?」と聞くと「う〜〜ん…」と悩んではいた。
同じ質問を返されたとしたら、私もう〜んかもしれない。
だって30歳以上の自分なんて予想ができなかったもの。
結婚したこと。子供を産んだこと。一人で活動していること。
全て結果だ。
結果がこうなっているということは、その時々に自分が確信を持って、あるいは
確信はないけれども勘で、あるいは流されて選んできたものなんだろう。
もとよりノープラン。流れるのも面白いなぁ、と思っている。人生、楽しまなきゃ。