トンビと鷹の関係

深夜、レッスンから帰ってきたらテーブルの上にムスメからのメモ書き。
塾からの封筒の上に載っていた。
「おかーさん、おかえり。これの中、すぐ見て!ヤバい!」
ヤバいって、なによ。
中身は冬休みの間にあった冬期講習会日程最後の実力テストの返還。
なになに〜?…ほう、ほう。…あれま!
科目は数学と英語だけだったのだが200満点中ひとつだけ間違って197点。
しかし女子の中では総合第一位ですと!
その間違いもテストのあった日、帰ってきて答え合わせで気が付いて文字通りの地団駄
踏んでゴロゴロころがって悔しがってたやつ。
複数形の「s」を忘れたとかいう、たったそれだけの間違い。(でもシビアなとこ)
いや〜すごいやん!あんたもしかして賢いんちゃうん?
何か買ったげよか、とは口が裂けても言いませんでしたけど。
これって、トンビが鷹産んだっていわれるやつの典型のような気がする。
ともあれ、頑張ってるのは確か。塾で出会った友達とも仲良く、その子らも賢いとか
いうのが効いているのだろうと思われる。既に高校どこ行こうかと悩んでいる。
完全に超されました。私、中一の時なんて何にも考えてなかったもん。偉いよ、アンタ。
書道も辞めて久しいのだけれど、今年の書き初めも学校で選ばれて市の教育センターに
掲示されたし。もちろん上手い子はもっとたくさんいて、ムスメもあのまま続けてたら
元々真面目な字を書く子だったのでもっともっとうまくなっていたと思うが、惜しい。
まぁ、でもね。なんでもやらされるのよりは自分がやりたいことでないとね。
「あんたが習字続けてくれててもっと上手くなってたら祝儀袋の表書きとか
お供えとか、全部お任せしたのに…」というと
「それはアルバイト料による」とか言う。まったく。可愛くなくなってしもて。