たかた

先日、人生で初めてビデオカメラというものを買った。
もちろん必要に迫られてだ。いつまでも他人様のご厚意に甘えてはならんと思って。
初めはあちこちの大型家電店の広告を見比べていたのだが、お正月を境にぷつりと
広告量も減り、これは一度量販店に行ってみなくてはなるまいなぁと思っていた矢先。
あの独特のお声がTVから聞こえてきたわけですよ。
佐世保訛りちゅーんでしょうか?独特ですよねぇ。
けっこう男前の種類だと思うのだけれど、私には売れない演歌歌手に見えてしまう。
あの、押しの強い社長さんが弁舌も爽やかに炊飯器の売出し中。
そういえば炊飯器が欲しいのだった…。そんなに古いわけじゃないし、炊けるのだが
内釜のコートがはがれてきて、その辺りがおこげになってしまう。
おこげを目的としたごはんならいいけど、そうじゃないから微妙におこげ加減も弱くて
なんだか古くて黄色いお米を食べている錯覚に陥る。
でも内釜を変えるのは2回目だし…それだけに8000円とか、ちょっともったいないなぁ
と思っていた。そこに、あの社長登場!へ〜下取りしてくれるの?それで1万円引き?
よっしゃ乗った!と思って、ホームページを訪れた。
するとそこにはビデオカメラもありましてねぇ。
単体で買うより、バッテリーやデジカメやBDライターがついてたりして。
普段ならそんな付属品はいらん!となるところだが、別件で軽いデジカメも欲しい、
しかもあまりにコンパクトすぎるものは扱いがかえって細かすぎてややこしいから
それなりの、と思っていたところだったので、ビデオカメラにフジフィルムの
ファインピクスもついてるやつに決定。…ぽちっといっちゃった…。
現金払い?いえいえ、まさか。だって金利は被ってくれるんでしょ?
どちらも最長期間払いにしましたとも。
ていうか、何故、私が炊飯器を買って、それの支払いを月々するんだろう?
これって家計で購入すべきと思いません?