馴染む瞬間

私は人見知りはしないほうだと思う。
しかし、スタジオに来ている方の大半は人見知りだ。
筆頭はユニコさん。ああ見えてもね(爆)
MYさんもだし、実はHさんもだ。
みなさんエエ加減お付き合いも長いので、普段あまりそうは思わないが
思い起こせば最初は何だか馴染みにくかった頃もあったように思う。
馴染みにくいといっても、それはもちろん悪い意味でなどなく。
実は長いお付き合いだが、コンスタントにレッスンに来られるのは最近になってから、
というより、やっとそうできるような時間的環境が整ったM田さん。
彼女は極度の人見知りである。
体育会系で生きてきた彼女は上下関係が身についている。
キャリアの長さもさる事ながら、そのレベルを瞬時に見分けることで
コミュニティの中での上下関係を自分なりに構築しているらしい。
彼女も体操界では立派な先生ではあるのだが。どうやらダンス界は別のようだ。
そんなM田さん。割に最近までなんとなく馴染みが微妙に薄かったのだが
初めての舞台を踏んでから2年。ようやっと自分発信の話をするようになってきた。
そして人見知りなみんな(爆)も同時にM田さんに慣れてきた感があった矢先
M田さんに初孫誕生の知らせ。クリスマスイブの予定だったが4日早く生まれた。
すっかりバババカとなってしまった。スタジオに来るなり着替えもせずにみんなに
スマホで撮ったビデオや写真を見せまくる。早よ着替えなはれや〜(笑)
そして、孫の誕生にまつわる悲喜交々の複雑な心境を語りまくるM田さん。
心理学的には自分開示をしてこそ初めて人と交わりをもてる、というような技術もあり
この日のM田さんはそれをしていたんだろうなぁ。
いままで微妙にあった溝(?)が取り払われた瞬間を見た気がした。和んだ。
これからもその調子でぐいぐいイッちゃっていいスから。