曲と踊りの関係(3)

けれども最近になってじわじわとその範囲が狭まってきたような感覚に陥ったりする。
50目前にして実にいろんなものの変化が自分の中で顕著で、それに伴っての感情かも
しれないけれど。
もとよりあまり歌詞のない曲を聴いてさえ、その曲の持つ雰囲気では「あぁ、これは
もう踊れないや」と思うことが多くなってちょっと寂しかったりする。
今度の第二部ではバッハの楽曲をジャズアレンジしたものを踊る作品集にしてあるが
例えば、私自身にはもう「G線上のアリア」は踊れない、気がする。
あの曲の持つ清浄さに中身がついていかない(爆)
やはりあれはある一定の年齢まで、ではないかな〜と感じてしまうのだ。
えぇ、もちろんあくまでも私個人の感覚ですが。
「あぁ、この曲踊りたい!」と思うことは山のようにある。今でも。
けれど、確実にもうその曲では踊れないラインがどんどん迫り来る。うぇ〜ん。
もちろんみんなきっと「大丈夫やで」とか「好きな曲で踊りぃや」とか言ってくれる
はず、だと思うけれど、この自分自身の感覚に対する違和感が居座る限り…難しそう。
あぁ、急がなければ、という気がする昨今である。
寂しい話題ですんまそん。でもメゲずにまだまだ頑張りますとも。