ザリガニ

まつり継続中にて。図書館から予約本が来たので。ふぅ、本ばっかり読んでるなぁ。

海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

この本は有川さんにハマりだしたころ、図書館で見かけていて
何度も手に取っていたがイマイチ食指が動かずに本棚に戻していた。
それは何故かというと「横須賀にザリガニに似た巨大甲殻類が大量発生し、人々を
襲い始めた」という物語の設定による。
あまりにもファンタジーというか、微妙に怪獣モンくさいのが気になって。
それでもこの後、何冊も有川さんのを読んで多少なりとその方面に免疫ができたようだ。
さきにスピンオフと思われるこちらを読んでいたのも大きい。
クジラの彼 (角川文庫)

クジラの彼 (角川文庫)

それにしてもこの単行本の分厚さ!4センチはある。文字も通常の大きさだし。
読み進めていくうちに圧倒的な量の参考資料が必要だったことが分かる。
その収集能力とそれを話にしていく手腕に舌を巻く。すごいなぁ。
どうやったらこんなオハナシを創れるんだろう。