ファイナル@びわ湖

楽しかった打ち上げが終了して家に帰っても、まだ9時だった!嬉しい!
これがこの企画の嬉しいところ。でも一本目の本番が11時ってのはキツイいけどさ。
さて今日のお客さんはどうじゃろかい。
いつも楽屋入りと同時に何人の予約が入っているかをホールの担当スタッフさんが
伝えに来てくれるのだ。11時の回は70数人だったような気がする。
とはいえ、いつもその数からはさらに伸びを見せる。当日来る人もいるからだ。
子供だけで参加するということはほとんどないと思うので、必ず引率に大人が
一人か二人はいるはずなので、子供6割、大人4割の割合かと思う。
「わーい」と数を聞いて喜んでいるだけ、じゃない。
引率役のフニャブチャさんや、湖西湖東くんたちはざっくり数を割り振って
どのくらいの時間がかかりそうか、でツアーのスピードを考えている。
数が多いと移動に時間がかかるからだ。ま〜なんとも毎回出たとこ勝負なことよ!
そして最終回。「100人超えてます」は?定員いっぱいいっぱい?ゲネかよ。
これは予想だにしなかったことだった。
今まで、いっても最終80くらいにはとどまっていたような気がするもの。それが…。
これは相当リピーターがいると見た。予約は80くらいだったのだし。
そう、一日目に来てルートが分かれていることを知り、そうなるとやはり
もう一つのルートにはどういう仕掛けがあるのかと思うに違いない。
そして、あのアイテムをゲットしていくという充実感。ムカデを倒す高揚感。
子供達が全体的なお話のどこまでを理解しているのだろうかと思うが
湖西君と湖東君が双子で、一人前になったらお母さんに会えるという話。
幽霊が自分の子供を探し回っていること。そしてまるで夢のように最後には
「湖の向こう」に消えて行ってしまうこと。強烈な印象があるはずだ。
誰かが言っていた。「終わりになったらお母さんにぎゅっとしがみつくんですよね〜」
子供にも伝わっている、はずだ。
ファンタジーだけど根底に流れる温かい物語。
あの世とこの世、今と昔が入り混じっているような世界。
この強烈な印象が、ずっと後になって舞台という世界そのものへのとっかかりに
なるであろうことを強く信じる。
forever 劇場探検ツアー!