通し@びわ湖

盆休み明けの木曜レッスン。休み前に進もうと思っていた箇所を思いながら
スタジオ入り。車で10日ぶりくらいに発表会用の音楽を聴く。ホッとする(笑)
音楽を聴いて細胞が浮き立ってくる、この感じ。いいぞ、いいぞ。
びわ湖のお仕事はすこぶる楽しい。刺激もいっぱいだ。
でもアンタの本分はこっちやで、と言われているような気になったりもして。
わかってる。今週末の本番を終えたら改めて全身で突っ込むから、待っててな。
と、同時に、今日はみんなも久しぶりだし、身体ならし及び練習にとどめておくことに。
だって暑すぎるもの、今日も。ちゃんと体制を整えてから挑もうと心に決める。
とはいえ「糸」の振付は進めないとね。今日も終わったらホールへ直行だ。
17時前に振付を終え、汗を拭きつつ着替えて車を発進。
帰宅ラッシュに巻き込まれながら一路五条通をひた走る。
山科を抜けてしまうと意外に車も空いている。食糧を買っても食べる暇がないかも
しれないので、途中でマックのドライブスルーを利用することにした。
走りながらポテトをほおばる、のは50前の女性のすることじゃない、気もする。が。
ホールに到着すると、通しまで少し時間がある。
とりあえずは衣装に着替えて、雑談したり、ストレッチをしたり。
いかん、お腹がいっぱいすぎる。
やっぱりセットじゃなく単品でポテトは小にすべきだった。Mはいささかデカい。
お昼抜きだったからお腹が空いてたのよね〜。どうか通しまでには消化します様に。
20時。通しが始まる。
今日は照明も点いての通し。蘇る記憶。そうそう、そうだったとか思いながら。
自分のスタンバイするタイミングや小道具のプリセット(準備)も怠りなく。
実は私の出番は終盤に近いので、冒頭からは1時間以上待機となる。
やれやれ、と、衣装のまま3階の二重扉の真ん中で横たわる。ここが待機場所(笑)
朝起きてから休む暇なく過ごしてきて、やっとここで一息つける。ほっ。
しばらくしてマリー(日詰)さんの声が聞こえてくる。
「ワタクシ、マリー…あんこには…」うふふ。何度も聞いてるのに可笑しい。
しばらくすると、ホワイエからは賑やかな音楽が聴こえてくる…はずが、お休み。
みなさんスケジュールを合わせるのはなかなか大変なようだ。
その場合は演出助手の宮本さんかサーヤが口パクで何かすることになっている。
受け手側も慣れたもので。それはそういうものとして場面を進める。
このあたり、第一回目だと結構ピリピリしてたけれど、3回目ともなると
その場面を却って楽しむようになってくるようだ。いじり倒される演助ふたり。
今日の昼間はツアーの練習で、シーンごとに通していったらしい。
私の幽霊も演助の宮本さんがやってくれたそうで、ありがとうございました。
「ネギを取らせないようにするって結構難しいんですね…」そ、そやろか?
まぁ、ふらふらと踊ってないと間は持たないかもしれないな。
でも踊るというよりは幽霊屋敷のバイトみたいな気分なんですけどね〜。
そのシーンを終えたらムカデ退治のシーン。
私も自分のタイミングを計って階下へ降りる。楽屋でマリーさんと合流。
程なくして最後のダンス場面。神様の合図で舞台上に登場したら踊りが始まる。
おぉ?なんだかすごくすごくきらびやか!
どうやら照明さんもシフトチェンジがあったようだ。
終了後、そのシーンの照明の確認をしてください、とのことで見せてもらう。
おぉ〜派手〜!ありとあらゆる色を使いました、みたいな。
「どうですか。僕はライブ感があっていいと思います」とごま氏。
えぇえぇ、もちろん異存はございません!
衣装と相まってカラフルこの上ないシーンになることでしょう。ありがとうございます。
そして今回は最後にマル秘策があるらしい。なんだろな〜(笑)