楽展&ベッドタウン狭山

今年も不参加で申し訳ない恒例の楽展。13回目だそうだ。
色んな行動の都合上、最終日の今日お邪魔することに。
この時期はいつもバーゲンをやっているのでショッピングモールを横目で見つつ
通いなれたギャラリーへ。ユニちゃんとはここで待ち合わせをしている。
スタッフの顔ぶれも相変わらずで再会を喜び合う。ごめんね、今年も不参加で。
参加者も変わらずのようだが、微妙に変化あり。
今年は割合にゆったり目で、作品もゆったり見ることができた。
実はお目当てにしていたものがあったのだが、その作家さんは今年不参加。
ということで「気が合ったら」買おうと思っていたものがなくて残念。
それを自分が体験してみて「買い物を楽しむ」という側面もあるのが楽展の良さと
今更ながらにして気づいた次第。うん。そういうことなら私にも何かできるかも。
…いやいや。毎年この時期は余裕がないやんか!抱え込んでどうする!
まぁ、でも見知った人の輪は文句なく楽しいし、またいつか参加したいなぁ。
イズミさん、色々とお疲れさま。
昼食をはさみ、少しばかりゆっくりした後には大阪チームのYちゃんが参加している
スタジオの発表会を観に行くため、南海電車にて狭山市に移動する。
南海電車!超久しぶり〜!
高校生の頃、新体操の近畿大会が和歌山の南部町であった時に乗って以来だと思う。
ユニコさんは当然(?)初めてらしい。
二人して挙動不審なまま駅員さんに尋ねつつ電車に乗る。危うく関空に行くとこやった!
色々と珍道中もありつつ、駅近くのホールにて無事Hさんと落ち合う。
いつもYちゃんから聞いていた「微妙に濃い」という先生のスタジオ発表会。
一度お邪魔するねと言ってたのが、やっと実現した。
それにYちゃんから聞き及んでいた「ちーちゃん」という男性が気になる。
アブナイ所業の数々(!)を聞くにつれ、どんな人なのかをこの目で確かめたい!
そんな邪心もあり、そしてまた、ダンス界は狭いもので昔の知り合いがYちゃんとも
このスタジオで知り合ったという経緯があり、その人とも再会を約束していたのだ。
う〜ん、なんだか濃い一日になっちまったな。
発表会の方は、そりゃ沢山のインストラクターを抱えていらっしゃるスタジオで
いわゆるそういった形式の発表会であった。
ジャズあり、ヒップホップあり、バレエあり、若干モダン系あり、とバラエティ豊か。
子供の数も沢山いたので、まぁあれだ、苦行もあるが楽しんで観させていただいた。
件の「ちーちゃん」はYちゃんによると変わった経歴の方で、定年過ぎてからダンスを
始められたんだと聞いている。そうみれば致し方なし、と言えよう。ヒヤヒヤした。
ヒヤヒヤしつつも楽しんだし、会場も和んだ気がする。
ちーちゃんに釘づけだもん、みんな。だってアブナいんだもん。逆走したりするし。
それでもその必死さが可愛く思え、いや知らない人は明らかに「なに?あれ」だが
図らずもお笑いを提供するっていう貴重なる役目を一身に担ってらっしゃった。
…不本意だろうけどね。でもちーちゃんの出番が重なるにつれて会場全体の目が
そちらへ行っているのは確かだった。その吸引力はすさまじい。いや、ほんま。
きっと「なに?あれ」とバカにしていた人も最後には必死で応援しただろう。
「がんばれ、ついて行け、がんばれ、あきらめるな」と。こころがひとつに。
気の毒なのは一緒に出てる出演者だよね。Yちゃんも明らかに誘導役だし。
みんながちーちゃんをかばいつつ踊り、それが却って引き立て役になってしまうという
それも甚だ不本意であろうなぁ。
と心苦しくも、先生の気持ちもわかり、また出演者の気持ちもわかる私達でした。
同じような(?)発表会を催す立場としては「なに?あれ」と一刀両断できないわ〜。
うちなんか定年越えどころか!70歳以上の方も参加しての発表会ですもの。
せいぜい、その方たちが美しく見えるよう努力せねば。
できたらみんな年齢公表してくれないかな〜(笑)
きっとその方が「がんばれ」が増すはずなんだけど。って方向が違う?
Yちゃん、ご招待していただきありがとうございました。