おでかけ2発

今月はイベント月ということになっておる。
毎週末なにかしら用事が入っており「オリャ!」と気合を入れている次第。だって暑いし。
まず本日は吉村ダンススタジオ…とは言わないのかな、名前が変わったかもしれないが
そのスタジオの発表会を観に行くことになっている。
せっかく大阪に出るのだから、と、衣装の生地を探しに江坂にも寄ることにする。
いきなりの猛暑。立っているだけで汗が流れる。でもUVカットはしないとね、で長袖。
う〜ん、あづい。こまめに水分をとるも全て汗になっている気がする。
もういっそ全部脱いでシャワーでも浴びたい気分。出先ですが。
江坂の生地屋さんでは収穫なし。ま、究極なかった時用の保険くらいで。
韓国とかに行けばありそうな気がするんだけど…誰か近々行く予定ないですか?
発表会の方は色々と勉強になりました。特に客席の温度を肌で感じられたことが収穫。
もちろん先日のタンツの時も客席にいたけれど、あれはファイナルと言うことで
最初から客席のボルテージが違ったし。
今回の舞台はここのスタジオがミュージックスクールに携わっている関係で
大半、そこの生徒が大挙して出演している。
ダンス仲間である人達が創っている、もしくは出演しているものは人数も多くなく
けれど作品自体は大健闘(?)の5作品だ。
イマドキダンスに囲まれてやりにくいだろうなぁ。心で「ガンバレ〜」と応援した。
しかし客席の様子を見ているとイマドキダンスももう頭打ちであるらしい。
ヒップホップもAKB風のものも客席には涼しい風が吹いていた。
頑張っているダンサー達には可哀想だが観客はそういったものに倦んでいるようだ。
そんな中、いままでのこのスタジオにはなかった風が一陣。
モダン系の作品があった。(スクールカリキュラムの一環であるらしい)
テクニック的には惜しい部分もあるダンサー達だったが作品の佇まいや作者の意図など
その創ろうとしている世界が感じられて引き込まれた。
嫌な言い方にはなるけれど「ごく普通の(最近の)モダンの作品」である。
よく観るとほころびもあるし、あぁ作者は本当はもっとこうしたかっただろうな、と
思わされるところもいくつかあった。
しかし、ああいったイマドキダンスに囲まれていると、それはずいぶんと引き立つ。
客席も一気に舞台に集中。それを感じて「そうか」と目からうろこが零れ落ちた。
つまるところ、個人的な趣味というのはごく限られていて、そこは非常に個的だけれど
興味をひかれるものというのはある程度オーソライズされているものらしい。
モダン系の多いスタジオの発表会や公演ではそういう風にはならないが
今回の観客席にはそれらがとても新鮮に映ったようだ。
いや〜、観に行くということはとても勉強になります。
自分軸を考えるきっかけも頂いた気がした。ありがとうございました。
帰りは一緒に行ったイズミと駅地下でコナモンを食べつつ一杯。
とはいっても私はノンアルコールだけどね。
ここのところガクッと食欲が減った私のしわ寄せが全てイズミさんに…(笑)
相変わらずの会話内容だが馴染みはいいねぇ。気が楽で。
お互い忙しいけど頑張ろうとエールを送り合って別れる。楽しい一日でした。