上達の痕跡

金曜は甲南のレッスン。
先日来、基礎をバレエから離れ、ジャズを中心に据えて試みていた。
これがねぇ。時期尚早だったのかなぁと思うほどにダメダメだったのです。
普段は踊れる子達なのだ。少なくとも小学生のころから舞台を踏んでいたし
相当な量の振付やレッスンをこなして来ていた。
でも振付を覚えて踊れることとちゃんと身体を使うことは全然別らしい。
そもそも身体が硬すぎる。生まれつき硬い子ももちろんいるし、赤ちゃんの時のまま
柔らかい子なんて反対に珍しい。でもここまで硬いのもちょっとね、というレベル。
後方に柔らかい子も前屈伸でやると床にぴったりと手の平がつかない。
…ありえへんデ。そりゃあきませんデ。ダンサーではない。
もちろんそんな辛辣なことは面と向かって言いませんが(今のところはね)
そのうちちゃんと説教しようと機会をうかがっているところ。
ということで、基礎をバレエに逆戻し。
また「まっすぐ保つ」「ターンアウト」「内転筋を使う」「足底筋を使う」etc。
またここからですかぁ?と内心叫んだわ、自分で。
それでもこの5か月間は無駄じゃなかったんだな。
やり始めたころより格段に身体の使い方が染み込んできているように見受けられる。
ピルエット(片足軸の回転)をしても少しばかりサマになってきているし
顔をつけようという意識もある。うんうん、そうそう。
以前は勢いに任せて斜め軸でもなんでも回ろうとしていたけれど、今は上に伸びようと
しているのがちゃんとわかる上達ぶり。
そっかぁ〜。よかった〜。やはり目に見えて一気に何かはできないものだけれど
やっていけば着実にできていくものでもあるんだなぁ。
(…ある程度までは、という条件付きではあるけれど)
さて、来週あたり説教してみるかな。ノートも作ろうかな。
身体柔らかくするプロジェクト実行ノート(笑)ね。