変わってないね

ちょっと前の鴨川河川敷で行われた駅伝記録会。
いつもは何らかの行事と重なっていけないことが多いのだが
この日はがっつり休み。仕方なく(こら)応援に行かねばなるまいて。
スタート地点は混み合うのでルート中間の辺りに留まっていたのだが
目前を通過(一瞬)したら、もうここにいる必要がない。
最終走者のゴールを見届け、また娘と合流する為に川を遡った。
京都市内の小学校がほとんど集まっているので周辺はごった返している。
子供を掻き分け、保護者を掻き分けしながら進んで、ようやくゴール地点に。
と、いきなり声を掛けられる。「多恵ちゃん?」昔の名前で出ています
ふとみると幼馴染が!えぇー?まさかこんなとこで会う?「K子ちゃん?」
「いや〜何年ぶり?っていうか応援?子ども?6年?どこ?」
あーた、そんないっぺんに聞いても(笑)
「何年ぶりやろ。そう、6年やねん。地元のままやで。大文字駅伝も出るん?」
むこうも大したもんで。答えと質問がいっぺんや。
私の旧名は多恵子といいます。でも今は戸籍上もレイですが。
なので高校までの友達と私サイドの親戚は多恵ちゃん、タエと呼ぶんです。
地元というのは私が生まれ育った下京区梅小路辺り。
この幼馴染はあと2名の姉妹と共に遊んだ仲間でした。家も近所。
私は両親の離婚で幼稚園を最後に引っ越してしまったわけですが
夏休みなどはこの生まれ育った家におばあちゃんを訪ねて泊まっており
小学校高学年になってから幼馴染たちと再会したりしていました。
幼馴染と言えど交流していたのは延べにして数日くらいの換算だと思う…。
小さかったしね、世界も狭いし、記憶も定かでないところが多いし。
私が京都に帰ってきてからも高校も別だし交流はほとんどなかった。
たまたまダンス仲間が彼女と同じ高校だったりして、もしかしたら舞台も
見に来てくれたりしたこともあったかもしれない。
「ようわかったなぁ」本当に心から不思議でした。
「だって変わってないもん」…変わってないって、いつからよ?
「…幼稚園からやな」なんて言ったらいいんでしょう。なんか喜べないような。
ま、反対に確かに彼女も変わってませんでしたけどね。