趣味は仕事

ただいま読書中のこの本。

なんだかめっちゃ面白いので、途中だけどもご紹介。
見合いの冒頭のようなタイトルのままに、無趣味であることを自覚した著者が
様々な趣味を持つ人たちにインタビューを試みて「趣味とは何か」を模索する。
一見柔らかそうな本だけれど、なかなか文字数も多いし複雑だったりする。
実話?を基にしてあるため、引用文が多いのも特徴で軽いエッセイではない。
コアな人達が登場するし、コアな趣味が紹介されていて何ともマイノリティ。
思わぬところで笑ってしまう。危険極まりない。バスの中で吹いた。
もちろん、それは読んでいるこちら側も自ら問いかけてしまう。
私の趣味は読書だったり音楽を聴くことだったり。
でも著者が調べた就活での企業向けアピールとしては点が低いのだって。
理由はどちらも内向きだから。ふんだ。
これが音楽を聴きにライブハウスに行きます、とか
休日ごとの美術館巡りとかならいいらしく(行動的だという印象)
最近の学生は大変だなと改めて感じさせられた次第。
趣味にまでコミュニケーション力を求められるなんてね。
読書、音楽といろいろあれど私の一番の趣味は仕事です。すいませんね。