不調の原因

おばあちゃんの具合がよろしくないんです。
何がというわけでもないのだけれど首が痛いのが不調の原因らしい。
元々胆石を持っているのもあり、年に2回くらいは気持ち悪くなって
臥せったりすることもあったのですが、そういうわかりやすいのではなく。
もちろん本人も何も手を施さないわけではありません。
マッサージに行ったり鍼に行ったりはしてるのですが…。
この前から1階のトイレのリフォームなどで業者の方が出入りしていて
それはそれで神経がまいったらしく不調を訴えており
寒くなった、暑くなったと言っては不平不満を漏らし…。
本人は少しばかりボケてきているとしきりに気にしていますが
傍目にはそんなの通常の範囲だと思えるくらいのもの。
気にしすぎているから、そうなるんちゃうん、と口にはしませんが
態度の端々にそんなのがでてしまっているんだろうか。この嫁の。
夕べも夕食を始めた途端に気分が悪くなったらしく、いきなり
「マッサージ行ってくるわ」と飛び出しました。呆気にとられる娘と私。
ここのところ不調を訴えない日は1週間のうち2日あるかないかです。
心配なので、帰ってきたらかかりつけの内科医に紹介してもらって
一度精密検査を受けるように勧めようと思いつつ食事を終えました。
…ていうか、検査は定期的に自発的に受けてはるんですけどもね…。
おばあちゃんより一足先に帰ってきたダーリン。
おばあちゃんのこと報告し、病院を紹介してもらおうと言う話もしました。
程なく帰ってきたおばあちゃん。マッサージで少し楽にはなったよう。
それはいいんだけど、それは対症療法でしかないしね。
責めるような口調にならないように気をつけて
一回大きい病院に行こうと提案。うん、とはいうものの気が乗らない様子。
いや、気が乗るとか乗らないじゃないですから。
おじいちゃんが亡くなってから気落ちしてるんだろうか。寂しいのかな。
やることがなくなってそんなことばっかり考えるのかな?と
こちらはこちらでいろいろ思いを巡らせてみますけれども…。
食事もし、風呂にも入り、お休みと言って娘と寝に行ったおばあちゃん。
ダーリンと少し話をしていたら階段を上がってくる足音が…。
「あんな、いまさらこんなこというのもアレやけんども…」
「?」
「お墓をな、あそこは良くないんちゃうかなと思てな」
「は?」
「私の体調が悪いのもな、あれやし、これから先あんたらに障りがあってもな」
そーきますか!驚天動地とは正にこの事やね!
ていうか、さんざんお墓については宗教上の理由で話し合って、探しまくって、
すったもんだして、確かお母さんも納得して決めたよね?あの経緯はなに?
ダーリンもよほど腹に据えかねたか、あからさまには言わないものの
あきらかに「頭ダイジョウブか?」モードに突入してはる。
え〜…どうしたもんでしょう。墓は単なるイレモノやん、とは言えへんしなぁ。
♩そこに私はいません〜、ておじいちゃんは多分そう言うと思うけど。
嫁、こういう時はどうすべきですか?