浮いています

劇場探検ツアーの稽古もピークを迎えつつある。
今回は8月に入ってから集中的に稽古が行われているが
中でも「まずはダンス練で」という場面が何故かしら多い。
演出的にはもしかして一番不安な場面なのかしら?と気弱になる私。
とはいえ、私自身も1年ぶりなので稽古再開に即してはまず思い出し。
以前にも書いたけれど、昨年は長期間にわたり本当に全員が集中して
しかも詰めてやったので俳優さんたちも思い出したらすぐに踊れた。
ならば今回は少しでもレベルアップをということで
前回なら見逃していたところをいちいちチェックしつつやっている。
そりゃ、ダンサーに比べれば膝も伸びないし形が変なとこもある。
しかしそれを補って余りある個性があるのでワタクシ的にはOKなのだが。
時間があればダンス練が割り振られるので心配になってきた…。
演出は一体どこらへんを目指しているのだろうなぁ。
もちろん練習の最後にはごま氏に見てもらい総括でコメントをもらう。
出演者はそこで出されたことに応えようと必死である。
そして作者の私は何かしら改良の余地をこれまた必死で探すのである。
先日のダンス練でのこと。
イントロ部分にキーポイントとなる動きが出てくるのだが
セリフを言う人以外はそれぞれ思い思いに動いている。
リズムをとったり、移動したり、手拍子を打ったり…。
な〜んも、考えてない。な〜んも。
ただ単にリズムに乗せて動いているだけであった。
それなのにごま氏から「レイさんだけ浮いています」と。
氏曰く、イントロのギターが奏でている部分と私の動きが
「見事にマッチしている」のだそうで、それが浮いている原因だと。
ど、ど、どーしたらいいんでしょうか。
毛穴をふさがないといけないんですかね。
毛穴開いている自覚もなかったんですけどね。
明日はちょっとぎこちなくやってみよう。…かな?違う?