そしてリハーサル

土曜日は甲南へ振付をしに、日曜は新大阪で京都・大阪メンバー合同練習。
死ぬって。マジで。今死んだらアカンのやって。
えぇえぇ、どちらも予定にはございましたんですよ。分かってたよ。
でもキツいわぁ〜容赦なしや(笑)まぁ踊ってる方がキツいでしょうけれどね。
とはいえ、これでグッと進んで発表会の全貌が見える日も近い。がんばるでぇ。
甲南では竜宮城のシーンを中心に振り付けてきました。
2年前には小1だった子らも、もう小2になってる。4月には小3だものね。
大人に比べて子供の成長は目にもはっきりわかりやすいですから。
身長も伸びるし、体重も増えてるし、面影がありつつも顔も変わっているもの。
竜宮城のシーンは「もどき」ですからね、若干お遊戯風な振付なんですが、
子供にもよるけれども高学年にもなると抵抗があるらしい。
うむ。わからんでもないよ。でもね、これはそういうもんだから。
これがアシスタントの子になると、てらいなくやってのける。成長してるなぁ。
アシスタントの子たちは一番小さい子を率いてくれることになっているので
恥ずかしいとか言ってられないのも現状みたいです。とっても大変よね。
4歳くらいだと左右の概念は難しいだろうなぁと思います。
他にも踊るとこがあるんですが、それを覚えてるだけでも大したことだもの。
めちゃちんまりしてるから、居るだけでOKっしょ。文句なしにかわいい。
今回はアシスタントに昇格(?)した子らのすぐ下の世代が受験でお休み。
一世代空いている感じなんですね。年齢でいえば4つくらいは違うのかしら?
となればアシスタントのお姉さま方と、今、中学生の子たちが合同で踊ることに
なるわけでして、それって私の予想以上に「ひょえ〜」ってなことらしい。
いままできっちり棲み分けが出来てたというか、世代が違うので小さい間は
実力に開きがありすぎて一緒に踊ることってのがなかったと、そう言うのよ。
あら。そうですか。…でもそれって(いろんな意味で)チャンスよね。
下の子たちにとっては成長できる時になると思うし、お姉さん方には益々の
自覚が芽生えるに違いないと思うのです。
ダテに公演にでてたわけじゃないってところが否応なしに出るはずだ、と
私個人はそう思って楽しみにしています。
というか、そうであってほしいなぁ、と心から願う。
一転して大人はといえば、これまた真剣ですねぇ。
毎回々々なぜか高いハードルを飛ばされる皆様方ですが、今回も高い(笑)
真剣そのもの。でも七転八倒しながらもみんなきっちり飛んでくれるんだもの。
これも前回のトライアル公演が功を奏している感じがしますが、どうでしょ?
今回京都&大阪には「見上げてごらん夜の星を」を踊っていただくのですが、
これは311へのレクイエムとして創作させていただきました。
Hさん曰く「これが一番すっと世界に入れるし、踊りやすい」
それはね、やはりトライアル公演で「世界を創ること」を経験したからだと
思うのです。確かに「観せる」のだけれども、一方では心の内を覗き込んで
踊っていくという感じは、とても気持ちが良いことなのだと思います。
「いい恰好」するのではなく、「踊る」ということ。祈ること。
いつも言ってしまう事だけれども、解釈はご自由に。
でも「見せる・見られている」ことを意識するのではなく「届ける」気持ちで
踊って欲しいなぁと心から願っています。
踊りのみならず、今回は芝居らしきものも頑張ってくれてます。
えぇ、もう一つのアレは思いっきり演技っちゃってくださいましね。乞ご期待。
さー私ももうちょっとがんばって創らなきゃね。
私も毎回ハードル高いわ。…言うていくとこ、どっこもないけどな。