北海道遠征その３

前夜と言うか明け方まで喋っていた私達は少しゆっくりめの朝。
「おはよ〜」と戸をあけてくれたのは後発合流のＴちゃんです。
このＴちゃんもかつてはＨさんに習っていた方。
今回のプロジェクトを聞き「私も行こうかな〜」と土曜日には法事があったにも
かかわらず、しかも一泊しかできないのに合流してくれたのでした。
Ｔちゃんは北海道生まれ。美唄の出身だそうで、一日遅れで朝から毛ガニを
食べているところをみていると、さすがに食べ方が上手い。さすがだね〜。
それにくるくると良く動く。食べていたかと思ったら、もう食器を洗っている。
すっかりどっかりと寛いでいる私とは正反対。ここでも逆ピラミッドは健在。
そのかわりダンス指導、頑張りますから。
今日は午後遅めの時間帯から歓待BBQの予定だそうで、練習時間も少し繰上げ。
一日経って少し頭の中が整理されているとよいのですが。
そして合流してくれたＴちゃんも着替えて練習に加わってくれる。
同じチームなのよね、北海道組と。ちょうどよかった。
本番の時にやはり前もって知っている顔があるのとないのでは大違いだし。
本当に来てくれてよかった。アケミちゃんはビデオ撮ったり振付の復習指導を
してくれたりと、こちらも強力なアシスタント力を発揮してくれました。
おふたりとも本当にありがとうございました。
Ｔちゃんは、ほんの15年ほど前までは草津でＨさんやアケミちゃんとも一緒に
レッスンをしていたのですが、病気をされてしばらく休んでおられました。
そして去年の発表会を観に来て下さり、身体も大丈夫な状態になった今、
「私も出たい！」とレッスンに復帰されたのです。ばんざ〜い！
そして、それをことのほか喜んだのはアケミちゃんでした。
もうお一人昔からのお付き合いのＦさんも、同じような経過をたどり
懐かしい顔ぶれが揃いました。嬉しいね。
これらはすべて26年前に始まったＨさんやＯさんとのお付き合いから。
それなりの長さの年月が経っていることに深い感慨を覚えます。
Ｈさん宅で、たくさんの昔の写真を見せていただきました。
Ｈさん達が地域の体育推進をされていた「社会体育」での活動の一環にまつわる
写真の数々。もちろんアケミちゃんやＴちゃんも写っています。
私が初めて知り合った頃のみなさんを改めて見直して感慨深い…。ホントに。
Ｈさんが北海道に移られる際にアケミちゃんが後を引き継いでいくことになり
ということは、今、アケミちゃんの元で踊ってらっしゃるいろんな方々も
元々はＨさんがらみ…さぞかし…いやいや、みなまで言いますまい。
良くやってきたね、アケミちゃん、と改めてねぎらいの言葉を掛けたいです。
写真の中にはウチの発表会に出て下さっている方の若き日の顔ぶれもあり。
いや〜、ほんとうに、四半世紀ですものね。いいもの観せていただきました。
ひととおり復習をして、わたしも人一倍踊り、練習はこれにて終了。
後はとにかくゆっくりとでもいいから皆さんがご自分のものにされるだけ。
発表会本番はまだ先。大丈夫ですよ。楽しみながら頑張ってください。
まだ振付し足りない部分は、追って沙汰を出す（え？）
だって、いっぺんに全ては無理よ、っていうか振付自体まだ手を付けてないし。
後のやつはビデオで練習してもらわないとダメだけどね。
…ということで、この場で早めの合同練習を「東京」あたりで開催することに
決定。中間地点で東京ねってことで。みんなパワフルだなぁ〜（苦笑）
並々ならぬ勢いと情熱を感じております。がんばらなきゃね、私も。
受け皿であるレイワークスとして「出てよかった」と思っていただける舞台に
しようと思います。ううう〜がんばるぞ〜。
午後3時過ぎからはＣさん宅の庭でご夫妻心づくしのおもてなしの数々！
それにＫさんが持ってきてくださったきゅうりのからし漬けの美味しいこと！
思わずみんな「レシピ教えて〜」主婦だよね。でも本当に美味しかったんです。
宗八カレイっていうの？身がホクホクしてて美味しい。
山ブドウのジュースやワイン、ビールに何故か賀茂鶴。
アスパラガスに手作りのパン。もちろんジンギスカンに焼肉。
焼野菜もシャーベットも…。ジンギスカンは塩コショウが合う。
至福のひととき。何度「北海道って美味しい」って叫んだことでしょう。
その後はまたしても長万部温泉へ。今度は三人で。
Ｈさんは用事があるので送迎だけしてくださっていました。すみません。
Ｈさん宅に帰って、またまたおしゃべりに花を咲かせ、荷物を整理して
明日の出発に備える。そんなに遅くない時間に就寝。
怒涛の三日間だったなぁ〜と思っているうちに眠ってしまった。つづく。