祈り〜INORI〜紅白のクミコ

正月3日目はこれまた恒例の山田家墓参り。
亡くなった義父の姉(つまり叔母)も同行。年末、雪降ったもんね。
墓に行ったところ、図らずも山田家の本家分家勢揃いのお参りとなりました。
本当に偶然なんですけどね。
何やらご先祖様の100回忌が今年だとかで
まさか山田家がそれで呼ばれたわけでもあるまいに…とは思いますが。
さて、話題はずんずん遡りますが。
昨年末の紅白歌合戦、皆さんご覧になりましたか?
昨年はついにクミコさんが紅白出場となり
回覧板も回ってきたことですし、これは見逃してはならんとTVの前に座り込み。
もちろんお目当てのクミコさんが出るまではチャンネルをあちゃこちゃに
回して(回さないけど)おりましたが。だって岡田君出てないし(笑)
紅白を前に特集も組まれたりしていたみたいです。
番付表によればHYというグループの後に、クミコさん登場、らしい。
このHYという沖縄のグループもいい曲でしたね。
固唾をのんで見守ること数分。ついに紅組のクミコさんです。
いや〜、素敵でしたね。そして不思議な感じでした。
だって毎年、伊丹のあのライブハウスで目の前で観ているクミコさんがココに!
もちろん歌手ですから、芸能人ですから、不思議ではないのでしょうが。
ドレスそのものが折り紙(折鶴)のような感じ。
一見、固そうで、とっても重そうなドレスです。だってドレスが自立してるもの!
襟のところにあしらわれているのは、これは折鶴の首を模しているのでしょう。
折鶴の頭のところがあちこちに向きを変えている感じです。
でもこの部分は柔らかそう。嵯峨野菊の花弁のよう。シルクオーガンジーかな?
オパール色とでもいうべきか、薄くピンクやラベンダー色にキラキラ光る。
でも派手ではないです。ゴージャスですが派手という感じはしません。
紅白出場が決まった時から、クミコさんの衣装はどんなだろうかと想像して
楽しんでいました。きっとドレスだろうな。意外に着物という線もあるか?
いやいや、それではまるっきり演歌の人になってしまう。
やっぱしシャンソン歌手としてはドレスでしょう。
クミコさんは黒や赤が似合うけれど、たぶん紅白では白だろうな。
着物生地をドレスに仕立て直したような感じかしら…etc。
折鶴のモチーフは必ずどこかに使われると思っていましたが、こうきたか!
と言う感じです。よくお似合いでした。
もちろん衣装ばかりに目を奪われていたわけではありませんよ。
しっかりと、クミコさんが届けようとしている想いを受け止めながら聴いてました。
そして、きっと全国に広がるクミコファンもこうして聴いているはずと思いながら。
きぃちゃんや、おにまさんや、月ちゃんや…そう、オールウェイズでご一緒する
クミコファンの方々と一緒に聴いている感じがしました。
紅白は怒涛のリハーサルだと聞くので、疲れが出ていないか
上条さんと一緒じゃないから心細くないか(!?)なんて
色々と心配していたのですが、クミコさんはいつにも増して美しく。
年末駆け込み地デジ化された我が家の大型TVにも見事に対応。
厚化粧と言う感じもなく、隈もなくてホッとしました。
声も張りがあって、もちろん歌い方も丁寧で。いつものクミコさん。
でも、ちょっとだけいつもと違うクミコさん。
完全曲でなかったのが残念です。トイレの神様もそうだったけどね。
もう少し省ける要素はほかのとこにあるんじゃない?と毒づきながら鑑賞。
生番組ですから仕方ないとはいえ、流れは少し乱暴な感じでした。
「これでわからなかったら特番見ろ!」みたいな、こう、なんていうのか
…うん、やっぱり乱暴としか言えない流れ。
佐々木禎子さんのことにも少し触れられていましたけれど
そしてムンパパも写真で登場していたけれど、中途半端な感じは否めません。
とはいえ、これはクミコさんに肩入れしすぎているからの感覚でしょうね。
歌合戦だものね。
終わり方もクミコワールドが全開になったところで、断ち切り。
TV前で「う〜ん」と唸ってしまった。
もう少し橋渡しの仕方があると思うんだけどなぁ。
「暗くなっちゃったから明るくいきましょう」みたいな進行ヤメて欲しい。
これCMだったらまた気分も違うんですけどね。
できれば、こういう「勝負」にならないカテゴリーの曲は
いっそ最後に持ってくるとかできない…んだろうな。オトナの事情で。
でも、でも、とりあえずクミコバンザイ!ではありました。
これで一気に全国的認知度もUPするでしょうし
それによってクミコさんが「やりたい」と思うことを叶えられる可能性が
拡がればファンとしても素直に嬉しいと感じるのです。
何はともあれ、電波に乗ってではありましたが生歌が聴けてよかった。
よい大晦日でした。