〇〇友

酒井順子さんの本をドカドカッと4冊ほど借りました。
ちょうど同年代なので目線が合う感じがあって好きなのね。
その中に「おばさん未満」という本があり、これまた共感の嵐。
前書きに「老化というジェットコースターからは降りられない」とあります。
昨今、シミ・シワ・シラガと3大シに心止めつつある私には楽しい本であり
また「痛いヒト」と言われないために自分をより客観的に眺めることの出来る
バイブルごとき存在だなぁと感じ入りました。借りてる本だけど。
で、その中に「友達」という項目があります。
この歳になると何から何までピタッと合う友達なんていないのが分かってくる。
そこで、場面々々に登場するのが、その時々において共感できるトモであると。
うんうん。なるほど〜。
酒井さんが言うには
・子育てをする時のママ友
・旅の感覚が合うタビ友
・仕事の愚痴にはシゴ友
・下ネタの時はシモ友
・洋服を買う時はフク友

ここまで来ると言葉遊びのような気も・・・(笑)しかし、その先が奮っています。
・更年期を共に乗り越えるコウ友
・親の介護にカイ友
・同じ時期に夫を亡くしたミボ友

なるほどな〜。
若いときには方向性の違いから相容れなかった人とも、この歳になってくると
お互い少しばかり人生の山と谷を経験してよき友になれる時期でもあるのだと。
40代と言うのは二度目の友情の実り時期なのだとか。
確かにそうかもしれません。
相変わらずの酒井さんの慧眼に拍手々々の本でした。