9年…そして来年は10年目

9・11の追悼式の模様をTVにて観る。
もう9年。まだ9年。
遺族にとっては癒されることのない傷がまだそこにあって
毎年の追悼式ごとにかさぶたがはがされるのではないかと思うけれど。
それでも風化するよりはマシなのか。
悲しみが深くなるだけじゃないのか。
悲しみは憎しみを呼ばないか。
地球の反対側でアレコレ考える。
事件の真相はなかなか知りえないけれど
きっと簡単な、単純なことではないはず。
どの人も「踊らされずに」と願う。
コーランを焼く、なんて言う奴が出てきてイヤ〜な感じ。
やっとイラクからの米軍撤退が決まったというのに。
知らないこと、わかろうとしないことが疑心暗鬼を生む。
レクイエム。
次の展開部への考察をしていたら、来年は10年目であることに気が付く。
なんだかなぁ…と弱気になってしまう。
蚊帳の外からヤイヤイ言っているだけに過ぎないような気がして。
しかし、そんな気分を払拭するには
真摯な気持ちで創作をするしかないと思い直す。
行ったり来たりの迷い道。